雑談力をつける5つの方法とは?
2016/05/06
日常のコミュニケーションにおいて、最も多くの時間が雑談に費やされます。実際、仕事などの打ち合わせなどよりも、雑談をしている時間の方が遥かに長いんですね。しかし、雑談が苦手だという人は、非常に多いです。
仕事の話だったら、内容や目的がハッキリしているので、誰でも話すことができますよね。でも、雑談というのは、目的や意味がハッキリしていません。というか、目的のない会話が雑談ですから、何を話せば良いのか分からないという人が多いわけです。
でも、雑談をすることは、コミュニケーションを円滑にするために重要ですし、仕事上でも信頼関係を作るために、かなり大切な要素となります。だから、ちょっとした空き時間に気軽に話すことができるように、雑談力を鍛えておく必要があります。
ここでは、雑談力を向上させるための方法を紹介していきますね。
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雑談力を鍛えるメリットとは?
まず、雑談が上手くなることで、どんなメリットがあるでしょうか。具体的な効用が分かれば、やる気も出てきますよね。ですから、雑談におけるポイントを理解するようにしましょう。
1.リーダーシップを磨くことができる
組織のリーダーにとって重要なスキルに、コミュニケーション能力があります。部下と円滑なコミュニケーションを図ることによって、部下のやる気を高めて目標を達成することができます。そのためにも、雑談力を鍛えることは大切だといえます。
2.人間関係が良くなる
雑談自体に意味はありませんが、何気ない会話をすることで友達がたくさんできますし、恋人ができるキッカケになることもあります。近所付き合いなども良くなるでしょうし、無駄な争いをすることが無くなるわけです。
3.心が安定する
ちょっとしたことでイライラする人は、コミュニケーション能力が不足していることが多いです。相手と深く話すことができないから、本心を知ることができない。なので、自分の中で被害妄想が膨らんでしまって、イライラしやすくなるということです。
マメに、コミュニケーションが取れるようになれば、相手と心を通わせることができます。なので、気軽に雑談が出来るようになりましょう。
4.場の空気を温めることができる
本題に入る前に雑談をすることで、相手との距離を縮めることができます。特に、初対面などであれば、お互いに緊張して場の空気が重くなっています。そういった時に、雑談をすることで和やかな雰囲気にすることができるわけです。
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雑談力を鍛える5つの方法とは?
1.難しく考えない
雑談は目的のない会話ですから、具体的に何を話せば良いのか分からない人は多いですよね。でも、難しく考える必要はありません。何を話しても良いわけです。なので、普段の生活の中で感じたことを、言葉にしてみましょう。
最近見た映画のこと、今日のニュースや天気、気になっていることなど。とにかく、思い付いたことを何でも良いから話してみます。ここから、雑談が始まっていくものです。
2.事前に質問のネタを用意しておく
初対面の相手と会話するのであれば、事前にネタを用意しておくことも大切です。最近では、ブログやfacebook、twitterなどで、情報発信をしている人が多いです。なので、そういったところを見て、相手の情報を調べておく事は効果的ですね。
相手の趣味や趣向などが分かれば、それをネタにして会話を弾ませることができるようになります。話の取っ掛かりを作るために重要なことだと言えるでしょう。
3.自分の体験談を語る
自分が体験したことを話すことで、非常に周りの興味を引きやすくなります。自分の体験ですから、どんな質問をされても自信を持って答えることができます。さらに、誰からも聞けない自分のオリジナル情報ですから、臨場感が違うわけです。
いちばん、自分の個性を発揮できる部分ですから、体験談を語るということはとても大切だと言えるでしょう。
4.軽い話をする
雑談をするときに、重い話をしてはいけません。悩み相談だとか、身内の不幸話などの話題は、重すぎるために相手から敬遠されがちです。なので、気軽に聞くことができる話に終始するべきでしょう。
他愛もない話で、いつでも切り上げられる話題が理想的です。ですから、相手に負担をかけないような話題を選択するようにしましょう。
5.適度な相槌を打っていく
自分だけが話すのではなくて、相手の話を聞くということも大切です。そのために、相槌を適度に打っていくということが重要ですね。相槌を打つことで、相手に話を聞いているということを伝えることができます。
話を盛り上げるためにも、適度に相槌を入れていくのは非常に大切なことです。日頃から、意識をするようにしましょう。
以上のようなことを心がけることで、雑談力は自然と磨かれていくようになります。コミュニケーションを円滑にするためにも、しっかりと意識をするようにしてください。
photo credit: 2014 Cronkite Graduate Student Reception