頭が切れる人は回転が速い！頭の回転を速くする8つの方法とは？
2016/08/23
テキパキと仕事をしたり、会話が上手いような人は、頭の回転が速いなと思いますよね。突発的な事態が起きても臨機応変に対応することができるので、非常にスマートに見えます。
一方、頭の回転が遅い人だと、何をやっても要領が悪いので周りに迷惑をかけることがあるでしょう。
- 会話をしていて芸能人の名前が浮かんでこない
- 物事を理解するのに時間が掛かる
- 言いたいことがあるのに言葉が出てこない
- 予期せぬ質問をされると口ごもってしまう
- 物覚えが悪すぎる
こういったことに悩んでいる人は、頭の回転が鈍くなっているかもしれません。
これが酷くなると、集中力が落ちてしまったり、何に対しても意欲が湧かなかったりするようになります。なので、改善するために自分の生活習慣を見直すようにしてください。
ここでは、頭の回転を速くするための方法を紹介します。
「頭の回転が速い」というのは総合力で決まる
「頭の回転が速い」とは、具体的にどういった状態なのでしょうか？
似たような表現として、「頭が良い」がありますよね。実は、「頭の回転が速い」と「頭が良い」は、同じ意味ではありません。
「頭が良い」というのは、勉強ができたり、理解力が高い人のことを指します。なので、難しい内容であっても、すぐに全体像を理解することができるということです。
一方、「頭の回転が速い」というのは、理解力が高いのはもちろん、表現力や対応力、判断力や想像力などが高い人のことを指しています。
そのため、相手の言葉を瞬時に理解して自分の主張を述べたり、突発的なことにも対応できたりするわけです。普通の人が一時間かかるようなことでも、30分ほどで要領よく終わらせることもできたりしますね。
つまり、頭の回転が速い人は、「脳の総合力が高い人」だと言えるでしょう。
脳の部分としては、前頭葉が発達していると、頭の回転が速くなりやすいと考えられます。前頭葉な脳の司令塔となっている器官なので、ここが活発だと脳機能が高められて判断力や理解力が高まるわけです。
だから、前頭葉を鍛えることができれば、頭の回転を速くするのに効果的ですね。
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頭の回転が速い人の8つの特徴とは？
早口で話すことが多い
頭の回転が速い人は、情報の処理能力が高いです。そのため、相手の会話内容や自分の言いたいことが、頭の中でもの凄いスピードで処理されていきます。だから、早口でまくしたてるように話す人が多いですね。
情報を整理して会話を進めていくので、論理的な話し方を好みます。とんとん拍子に会話が進んでいくので、展開が非常に速い傾向にあります。
また、自分の主張がマシンガンのように飛び出してくるので、頭の回転が速い人は口ゲンカが非常に強いです。論理的な主張が早口で展開されますから、ほとんど人は圧倒されてしまうでしょう。
場を仕切りたがる
周りの意見をまとめて整理するのが好きなので、リーダーシップを取って場を仕切るのが好きです。なかなか意見が一致しないときでも、頭の回転が速い人がいるだけで簡単に話し合いが終わることもありますね。
ただ、他人が話しているときに割り込んでしまったり、前に出過ぎて煙たがられたりすることがあるかもしれません。場の空気が読めない時があるので、出しゃばりすぎないように注意が必要です。
話の要点を押さえるのが上手い
口下手で会話が苦手な人と話しても、その人の言いたいことをすぐに理解することができます。要点だけを押さえて論理的に組み立てる能力があるために、すべてを聞かなくても全体像が予測できるわけです。
だから、聞き上手になって、話を引き出すことに長けている側面もありますね。管理職で頭の回転が速い人がいれば、部下の話を聞くことができるので、組織を上手くまとめることができるでしょう。
決断が早い
意思決定に対するスピードが速いので、何でもすぐに決断をします。必要な情報を精査する能力があるために、ダラダラ考えても同じだということが分かっているわけですね。
重大な決断も素早く行うために、巡ってきたチャンスを生かすことができます。大きな決断ほど考えたいと思いがちですが、頭の回転が速い人だとその場で決断することができるでしょう。
オンとオフの切り分けが上手い
仕事とプライベートを上手く切り離しているので、ストレスを溜めることがありません。嫌なことがあると何日も引きずる人がいますが、頭の回転が速い人には無縁の悩みなんですね。
そのため、休みの日を使って心と体をリフレッシュすることができ、仕事のパフォーマンスを高めることができます。ストレスを発散すると体内の活性酸素が除去されるので、病気の予防にもつながっていくわけです。
仕事をこなすのが早い
何に対しても要領よく進めることができるので、仕事のスピードも非常に速いです。タスクの優先順位を明確にして、必要なことに必要なだけ時間を割くことができるわけですね。
そのため、無駄なことに時間を費やすことがありません。頭の回転が速ければ、仕事もテキパキこなすことができますよ。時間の使い方が上手い人は、どんな分野でも結果を出すことができるでしょう。
観察力がある
周りの状況をよく見ているので、その場の人間関係などを素早く見抜くことができます。なので、キーマンが誰かを判断して、適切な対応を行うことができますね。
特に、プレゼンや営業などの場合だと、決定権を持っている人にアプローチしないと意味がありません。そういった時にでも、人間関係を見抜くことができれば、効果的にアピールできるようになるでしょう。
頭の回転が速い人は、そういったところも判断しているので、いつでもすぐに結果を出すことができるわけです。
マルチタスクをこなせる
頭の回転が速ければ、複数のことを同時に考えることができます。やるべきことを順序立てて考えられるので、同時に2つ以上のことを考えても混乱することは無いわけですね。
複数のタスクを同時に進行できれば、処理能力が2～3倍程度にまでアップします。単純に、同じ時間にできることが増えるので、仕事のスピードが速くなるというメリットがありますね。
要領が悪い人だとシングルタスクしかできないので、その差は非常に大きくなってしまいます。
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頭の回転を速くする8つの方法
日記を書く
寝る前に、その日一日を思い出して日記を書く習慣を付けましょう。思い出す行為を日常的に行っていると、脳のトレーニングになります。そして、文字を書くことで脳が活性化するので、頭の回転も速くなるわけです。
また、文章にまとめることで、要約力を身に付けることもできます。日記を書くというのは、思い出す、文字を書く、文章をまとめるなどが複合されている行為です。頭をフル回転させることができるので、脳に良い活動だといえますね。
良質な睡眠をとる
毎日の活動の中で、脳は膨大な情報を処理しています。なので、しっかりと休息させてあげないと、活動が鈍くなってしまいます。寝不足が続いている状態だと、脳に深刻なダメージを与えるという研究結果もあります。
ですから、ちゃんと睡眠をとって、脳細胞を修復するようにしましょう。人によってベストな睡眠時間は異なりますから、最適な時間を見極めるようにしてください。良質な睡眠は、人間の健康を保つために重要です。
不眠症などで眠りが浅い人は、睡眠のサプリメントを利用することをおススメします。睡眠の質が改善されることで、仕事や勉強の効率を高めることができるでしょう。
軽い運動をする
軽めの運動を行うと、体内の血流を高めることができます。そして、脳に大量の酸素を送ることができるので、頭の回転が速くなります。
特に、ウォーキングやジョギングが効果的ですね。人間の下半身には、全身の3分の2の筋肉が集中しています。だから、足腰を動かすことで効率よく血流を促進できるわけですね。
なので、頭がボーっとして煮詰まってしまったら、近所を散歩してみてください。それだけで、頭がスッキリすることがあります。ただし、激しい運動は禁物となります。過剰に運動すると疲れてしまうので、頭の活動も鈍くなってしまいがちです。
運動が苦手で続かないという人は、「楽しくランニングを継続させる5つの方法」を参考にしてください。
新しいことをする
今までにやったことが無いような、全く新しいことに挑戦してみましょう。そうすることで、今まで使っていなかった脳の部分を活性化できるわけです。
そして、新しい状況下においては、脳内でドーパミンが分泌されるので、脳の全体が活性化されます。
脳にとって最も良くないのは、ルーティンワークです。いつもと同じことをやっているだけだと、脳内に刺激を与えることは出来ません。なので、思考が停止して頭の活動が鈍くなってしまいがちなんでですね。
ですから、定期的に新しいことに取り組むことが大切です。
人と話す
仲の良い人と雑談するだけでも、頭を活性化することができます。話したり聞いたりすることで、視覚や聴覚などが刺激されるからです。相手の話を聞いて自分の意見を言うというのは、かなり頭を使います。
なので、目と耳を使って、誰かと会話をしてみてください。気分転換に雑談するだけでも脳がスッキリしますから、仕事の合間などに同僚と話すのが効果的ですね。
黙々と作業しても効率は上がらないので、時にはみんなでワイワイするのも大切だといえます。
考え続ける癖をつける
日頃から考える癖をつけておくと、自然と頭の回転が速くなります。考える内容としては、「明確な答えがないもの」についてです。
たとえば、「今よりも売り上げをアップするにはどうするべきか？」といった内容ですね。こういった問いには複数の答えが考えられますし、完璧な答えなどは存在しません。
- 広告を出して新規客を増やす
- 新商品を開発して販売する
- 既存客にアプローチしてリピートしてもらう
- セット販売をして客単価を上げる
- 新しい事業に参入する
このように、色々な答えが見つかるでしょう。もっと考えれば、たくさん出てくるはずです。このように、あらゆる可能性を想定して考えていくと、脳が活発に働くようになります。
情報処理能力が高まっていきますから、頭の回転が速くなるというわけですね。
時間内で作業をする
人は決められた時間内で作業をするときに、脳がフル稼働します。無駄な動きをすると時間切れになってしまうので、必要な作業の整理や優先順位の決定などをする必要があるからですね。
なので、仕事を行う時には、何かしらの制限時間を設けるようにしましょう。時間制限による緊張感によって、脳は活発になるはずです。ダラダラと仕事をするよりも、明らかに頭の回転が速くなりますよ。
机の上を整理整頓する
机の上が散らかっていると、気が散ってしまうので頭の回転が鈍くなってしまいます。色々な情報が目に入る状況を作ることで、注意が散漫になってしまうからですね。
そのため、作業スペースは、できる限りキレイにしておいてください。無駄なモノを片付けてスッキリさせるだけで、余計な情報を遮断することができるので、頭がスムーズに回転するようになるでしょう。
頭の回転を速くするための食べ物
ナッツ
ナッツ類には、脳神経の働きを良くするレシチンが多く含まれています。レシチンは体内に入ると、アセチルコリンという物質に変化して、脳内で神経伝達物質となります。
そのため、記憶力や判断力、理解力の向上につながるわけです。脳機能を全般的に改善してくれるので、頭の回転が速くなるでしょう。
目安としては、1日に20粒ほど食べることで、効果を実感できると思います。
チョコレート
カカオに含まれるポリフェノールには、記憶力や思考力を高めるテオブロミンが豊富に含まれています。テオブロミンによって大脳皮質が刺激されるので、脳機能の向上が期待できますよ。
また、糖分は脳の栄養になるので、仕事や勉強中にチョコレートを食べることは非常におススメです。
魚介類
魚に含まれるDHAやEPAは、脳神経の向上に欠かすことができません。魚を食べると頭が良くなると昔から言われていますが、これは正しい知識ですね。記憶力や学習能力がアップするので、積極的に魚を食べるようにしましょう。
ただ、最近は魚を食べる機会が減っている人が多いので、ほとんどの人でDHAとEPAの摂取量が足りていません。そのため、サプリメントを利用して、栄養補給をすることをおススメします。
頭の回転を速くするために役立つ本
ゼロ秒思考
メモ書きを活用することで、頭の回転数を高めるトレーニング法が解説されている本です。思考と感情を言語化すれば、どんな人でも頭が良くなると断言されています。
世界的コンサルティング会社のマッキンゼーで活躍していた著者が編み出した手法で、誰にでも実践できるほどシンプルな内容になっています。
頭がモヤモヤして思考が整理できない人は、かなりおススメできる本だといえますね。
分類脳で地アタマが良くなる
情報を分類して整理することで、シンプルに考えるための手法が解説されている本です。また、情報を図解してビジュアル化することにより、発想を広げるためのスキルなども紹介されています。
情報の分類法を覚えておくと、複雑な内容も単純に考えることができるはずです。理解力が格段にアップしますから、物分かりが悪い人は読んでみると良いでしょう。
以上、頭の回転を速くする方法を紹介しました。
毎日の習慣を変えるだけで、思考力を高めることができます。仕事や勉強においては重要なことですから、常に脳を刺激するように心掛けるようにしてください。そうすれば、頭の回転も変わってくると思います。
photo credit: JohnE777｜White Rubik’s Cube｜child Head
あなたの隠れた魅力を引き出す方法
あなたは、自分の強みを理解していますか？
自分の適性を知ることができれば、周りのライバルに大きな差を付けることができますし、向いている仕事もすぐに見つかるでしょう。
実は簡単な性格診断を受けることで、自分の強みを分析することができます。
これを活かせば、仕事やプライベートも充実するはずです。
3分で終わる診断ですから、ぜひやってみてください。