モチベーションが下がる理由とは?意欲を高めるための対処法など
2016/05/06
仕事をしていると、急にモチベーションが下がることがありますよね。緊急の仕事だとしても、気持ちが乗らなければ作業の効率が落ちてしまいます。集中力が持続できないために、仕事のクオリティも下がってしまうでしょう。
なので、モチベーションを上げることができるように、工夫をしなくてはいけません。常に一定のテンションを保つことができれば、効率よく仕事をこなすことができます。なので、やる気が長続きしない人は、気を付けるようにしてください。
ここでは、モチベーションが下がってしまう理由を紹介します。
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モチベーションを下げる理由について
不得意なことをやっている
人は誰でも、自分の得意な仕事に関しては意欲的になります。しかし、不得意な仕事であれば、急にモチベーションが下がってしまうわけですね。思うように作業が捗らないですから、やる気を失ってしまうわけです。
なので、できる限り得意な仕事だけにフォーカスできるようにしましょう。不得意な仕事などは、他人に任せた方が良いです。その方が完成度の高い仕事ができますし、モチベーションが低下する心配も無いでしょう。
また、どうしても自分でやる必要があるなら、「その仕事から得られること」を考えてみてください。自己成長に繋がる理由があれば、やる気を高めることができるはずです。
面倒なことを後回しにする
人は本能的に、やりたい仕事から片づける傾向にあります。なので、面倒な仕事が、どんどん溜まってしまうわけですね。すると、自分の首を絞めてしまうことになります。面倒な仕事が多くなってくると、誰でもモチベーションは下がってしまうでしょう。
仕事が遅くなって残業などになると、ますます意欲が低下してしまいます。だから、面倒なことから片づけるようにしたいですね。そうすれば、楽な仕事が残りますから、最後までモチベーションを維持することができるはずです。
自分の評価を実感できない
会社の評価制度が整っていないと、自分の努力が給与などに反映されません。頑張っても評価されない状況であれば、誰だってやる気を失いますよね。努力しない方が得だと思ってしまうので、サボりがちになってしまうはずです。
これだと自分にとっても会社にとっても良くないので、何とかして改善しないといけません。会社の評価制度が変わらないのなら、自分で自分にご褒美を用意するなどが有効ですね。目標の成果を出すことができたら、高級レストランへ行くなどをやってみると良いでしょう。
個人プレーに走る
優秀な人は、他人に頼らずに一人で行動する傾向にあります。それで結果を出せるのなら良いですが、一人だとどうしてもモチベーションが下がりがちです。周りにライバルや仲間がいないと、頑張る基準が無くなってしまうからですね。
なので、意欲が出ないのであれば、他人と協力して作業をしてみてください。そうすれば、お互いに切磋琢磨することができるので、高いモチベーションを維持することができるでしょう。また、他人の目があるとサボることができませんから、仕事をする環境に身を置くことができます。
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モチベーションが下がった時の対処法
軽い運動をする
軽い運動をすることで、精神的なストレスを解消できることが分かっています。気分を高揚させることができますから、モチベーションのアップに繋がるわけですね。これは科学的にも証明されていて、うつ病などの治療にも運動療法が取り入れられています。
運動によって脳内でエンドルフィンやセロトニンが分泌されるので、テンションを高めることができるようになります。少し心拍数が上がるくらいの運動が丁度良いですから、ウォーキングやサイクリングなどをやってみてください。
オフィスであれば、会社の周りを散歩するだけでも効果があるでしょう。
仮眠を取る
10~15分程度の仮眠を取ると、脳をリフレッシュさせてモチベーションを高めることができます。昼寝をした後で、集中力が異常にアップするのを実感したことがあるでしょう。頭がモヤモヤして集中できないときには、思い切って仮眠を取ってみてください。
質の高い眠りにするために、耳栓やアイマスクを使用するのをおススメします。音や光などの外的な刺激をシャットアウトできるので、深く眠ることができるはずです。また、寝る前にコーヒーや紅茶を飲んでおくと、カフェインの効果でスッキリと目覚めることができます。
モチベーショングラフを書く
日頃から、モチベーショングラフを書いてみてください。自分の意欲が上がった時や下がった時を、日記のように記録するわけです。そうすれば、自分のモチベーションが上がる要因と下がる要因を見つけることができます。
モチベーションが下がる要因を排除して上がる要因を増やせば、自然と意欲が高まっていくようになります。常にモチベーションが高い状態を、維持することができるでしょう。
その人の意欲を高める要素は、価値観によって異なります。だから、自分を知ることで気持ちをコントロールできるようになるわけですね。自分自身のことは意外と理解できていないですから、グラフにして視覚化することが大切です。
体調を管理する
やはり、健康でなければモチベーションが下がります。風邪を引いていたり、寝不足の状態であれば、頭がボーっとして集中できません。だから、生活習慣に気を遣って、体調管理を徹底するようにしましょう。
ですから、仕事終わりは早く家に帰って、ゆっくりと寛ぐことが大切です。自分の時間を大切にすることで、自然と健康的な生活習慣となるでしょう。会社の人との付き合いなども大切ですが、自分のための時間を確保するのも忘れないでください。
目的を見つける
仕事に取り掛かるときには、「この仕事の目的は何か?」と考えるようにしてください。何気なく仕事をしていても、意欲を高めることは難しいでしょう。人は目的があることで、行動するための動機となります。
たとえば、プレゼン資料を作成するなら、「自分のアイデアを伝える」という目的がありますよね。新規開拓の営業なら、「お客さんを豊かにする」という目的になるかもしれません。こういったことを考えれば、きっとモチベーションが高くなるでしょう。
何も考えずに仕事をするのは、自分の意欲を低下させる原因なので気を付けてください。
以上、モチベーションが下がる理由を紹介しました。人は誰でも、モチベーションが下がる時があります。なので、その時にどうやって対処するかで、結果が変わってくるわけですね。自分のパフォーマンスを高めるためにも、意欲をコントロールする方法を覚えておきましょう。
photo credit: Preocupaciones de niño…