自己肯定感を高めるための8つの方法とは?自分に自信が無い人は必見です
2016/05/06
何をやるにしても、自信が無いという人は多いでしょう。自信過剰なのは問題ですが、自信が無さすぎるというのもダメだといえます。自信の無さは表情に表れてしまいますし、行動も消極的になってしまいます。
なので、社会に出たとしてもチャンスを生かせないことが多いわけですね。また、他人と話すときにも、周りの顔色を伺ってしまい、言いたいことを言うことができません。こういった性格だと、損をすることが多いでしょう。
ですから、自信を持つために、自己肯定感を高めることを意識してください。
スポンサーリンク
自己肯定感を高めるための方法とは?
自己肯定感とは、自分を肯定している感覚のことを指します。要するに、「自分のことをどれだけ好きか」ということですね。この強さに応じて、自分に対する自信の度合いが決まるものだといえます。
たとえば、自己肯定感が高い人は自分のことを認めているので、常に自信満々で行動することができます。学校や職場で人気者の人たちも、自己肯定感が高い人種ですね。
一方、自己肯定感が低ければ、自分のことを認められませんので、人前に立っても堂々とできなくなってしまいます。他人から褒められたとしても否定してしまいますし、自分自身に価値が無いと思いがちなわけです。
このように、自己肯定感が低い人は、過剰にストレスを溜めてしまいやすいので、うつ病などの精神疾患にかかりやすいと言われています。また、人間関係などで悩むことも多いでしょう。精神的なストレスの多くは、自己肯定感の低さから来ているので注意しなくてはいけません。
スポンサーリンク
自己肯定感を高めるための8つの方法
出来ないことは諦める
人間には、得意なことと不得意なことがあります。これは、誰にでもあるものですから、仕方のないことです。問題なのは、不得意なことに対して、自分の中で劣等感を持ってしまうことでしょう。
「こんなことも出来ないからダメなんだ」と思い込んでしまうと、どんどん自信が無くなってしまいます。なので、出来ないことは、キッパリと諦めてしまうことが重要です。不得意なことは無視してしまって、得意なことを伸ばした方が自信に繋がります。
そのために、自分の不得意なことをリストアップしてみてください。これまでの人生を振り返って、苦手だと思うことをすべて紙に書き出すことです。そして、それらのことはすべて諦めてしまいましょう。
出来ることを探す
先ほどとは真逆ですが、今度は自分の出来ることを探します。自分の得意なことが見つかれば、それを伸ばすことで自信が生まれてくるはずです。得意分野であれば成長が早いですから、それだけ自信が生まれやすいでしょう。
自己肯定感が低い人は、自分をダメな人間だと思い込んでいます。だから、肯定的な気持ちを持つために、得意なことを追求する必要があるわけです。「自分には得意なことなんて無いよ!」と思うかもしれませんが、よく考えてみればきっと見つかります。
今までの人生を振り返ってみて、他人よりも上手かったことや好きだったことを思い出してみてください。そういったものがあれば、自分を肯定するために役立つでしょう。また、どうしても見つからないなら、無理やりに解釈を曲げてみることも大切です。
たまたま上手くいったことを「得意だ!」と思い込むことで、自分を肯定することができます。重要なのは、事実をどのように解釈するかですから、自分の都合の良いように解釈することも大切だといえますね。
言い訳を作ってしまう
何かの失敗をしたときに、すべてを自分で抱え込んでしまったら自信を失うキッカケとなります。だから、そういった時には、都合の良い言い訳を考えて自分の責任でないと思い込むようにしましょう。
たとえば、仕事で発注ミスをしてしまって、会社に損害を出してしまったとします。これで責任を感じてしまうと、次から仕事が怖くなってしまいますよね。消極的な行動しかできなくなるので、自分を成長させることができません。しかし、「疲れてたから仕方ないよ」と開き直ってしまえば、自分を守ることができるわけです。
言い訳をするのは大人げないと思われがちですが、それで自信を失ってしまったら本末転倒です。だから、自分を肯定するためには、言い訳が必要な時だってあります。「たまたま調子が悪かっただけ」「他の人でも失敗していたはず」などと思い込めば、自分へのダメージを少なくすることができるはずです。
周りからの評価を求めない
自己肯定感が低い人は、周りからの評価によって自分を保とうとします。自分に自信が無いから、他人からの評価が無いと自分への価値が認識できないわけですね。だから、誰かと話すときにも、常にその人の顔色を伺って気に入られようとするのです。
でも、そういったことを繰り返していると、いつも他人に振り回されることになります。いつも周りに合わせて行動しなくてはいけないので、必要以上に疲れてしまうはずです。また、悪い人間に出会ってしまったら、都合よく利用されてしまうでしょう。
なので、評価を求めるのは止めて、自分が満足できるかどうかを基準にしてください。自分の基準で行動できれば、それが自己肯定感に繋がります。要するに、自分の価値は自分で決めるということですね。自分の満足度を追求していけば、自然と自己肯定感が高くなっていくはずです。
将来の夢を持つ
自分の価値は自分で決めると言いましたが、これは将来の夢を持つことで解決できます。どうしても叶えたい夢を持っていた場合、自分の行動の基準が明確になるはずです。夢に向かって進むことで、周りの目が気にならなくなるわけですね。
「はじめの一歩」というボクシング漫画がありますが、いじめられっ子だった主人公がボクシングに出会って変わるというストーリーです。それまでは内気で自己肯定感が弱かった少年が、ボクシングという夢を持ったことで自分の基準で行動できるようになったわけです。
このように、自分を変えたいのであれば、大きな夢を持つようにしましょう。そうすれば、自分の価値観で行動できるようになるはずです。
自分を褒める
自己肯定感を高めるためには、自分で自分を褒めるということが大切です。自分を否定していしまうと、それだけ自信を失ってしまいます。特に、完璧主義な人は、「もっと頑張らないと」と今の自分を否定しがちです。
ストイックな精神を持つことは良いことなのですが、自己否定が根底にあるストイックさはマイナスとなってしまいます。心の中にストレスを溜めこんでしまうだけなので、気を付けるようにしましょう。
小さなことでも良いですから、自分を褒めるようにすると自信に繋がるはずです。自分を肯定出来な人は、誰からも認められることは無いと思います。詳しくは、「自分に自信がない人を変える8つの方法」も参考にしてください。
分かち合える仲間を探す
本音で話せる仲間がいると、それだけで自己肯定感を高めることができます。自分のことを認めてくれる仲間たちなので、安心することができるわけですね。なので、そういった仲間を見つけられるようにしましょう。
自分のことを否定する人たちと一緒だと、どんどんネガティブな思考が頭を埋め尽くしてしまいます。学校でのいじめや職場でのパワハラなど、自分にとって悪影響しか産みませんよね。だから、自分を否定するような人とは、距離を置くようにしてください。
気を許せる仲間と一緒だと、自己肯定感は満たされていくはずです。
成功体験を重ねる
些細なことでも良いから、成功体験を繰り返すことで自己肯定感が高まっていきます。これは、時間通りに起きれたとか、ご飯を残さず食べれたといったことでも構いません。そして、成功した時に思いっきり自分を褒めるようにすれば、肯定的な感情が強くなるわけですね。
自己肯定感が低い人は、日常の成功に対して無関心となっています。失敗したことにだけ強い関心を持ってしまうので、どんどん自信が無くなっていくわけです。だから、日常的な些細な成功を見逃さないようにしましょう。常に成功を意識していれば、自信が生まれてくはずです。
以上、自己肯定感を高くする方法を紹介しました。自分に自信を持っていない人は、これらを意識すると良いでしょう。精神的なストレスを大きく軽減することができますから、イライラなどを防ぐことにもなりますね。
photo credit: DSC_0070