自分の才能を見つける7つの方法とは?才能がないと諦めてしまう前に!
2016/05/05
自分には才能が無いと、思っていませんか?たしかに、天才と呼ばれるような人たちは、世界でも少数しかいません。だから、普通の一般人であれば、才能が無いと思ってしまうのは不思議ではないでしょう。
しかし、程度の差はありますが、誰にでも才能というのはあります。世界のトップクラスになれるのは一部の天才のみですけども、周りの人間よりも飛び抜けた存在になることは誰にでも可能です。自分に適した才能が見つかれば、その分野で圧倒的な結果を出すことができるんですね。
ただ、多くの人は才能を見つけることができません。ですから、自分の才能を見つけるための方法を知っておきましょう。
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才能とは何か?
一言で才能といっても、漠然としていて分かりませんよね。なので、その定義を正しく理解することから始めるようにしてください。
物事を巧みになしうる生まれつきの能力
引用:コトバンク
「才能」という言葉を辞書で調べると、上のような意味となっていました。つまり、生まれつき備わっている能力ということですね。特別な練習をしなくても、最初からスキルが備わっている状態を指します。
ただ、現実社会での才能というのは、少し意味合いが異なるようです。たとえば、スタジオジブリの宮崎駿さんは、「才能とは情熱を持続させる能力だ」と言っています。何かに対して、ずっと好きでい続けるということですね。
少し気になることであっても、すぐに飽きてしまうものは才能ではありません。だから、下手であっても好きでい続けるなら、それがいつしか才能なる可能性もあるわけです。そのため、生まれ持った能力が低くても才能になることもあります。
また、ビートルズのジョン・レノンさんは、「自分に何かができると信じること」を才能だと定義しています。できると信じることで、ずっと続けることができるわけですね。これは、宮崎駿さんと通ずるところがあります。
つまり、才能というのは、一つのことを続けられる能力ということです。何かの分野を何年も続けていれば、自然と上手くなりますし周りの人よりも飛び抜けることができます。継続することで才能へと変わるので、簡単には諦めないようにしましょう。
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才能を見つけるための7つの方法
自分のコンプレックスと向き合う
誰にでも、何かしらのコンプレックスを持っていると思います。すごく嫌で無くしたいと思っているかもしれませんが、実はそれが才能に繋がっているかもしれません。コンプレックスの大半は、周りと違った特徴ですよね。
たとえば、毛が薄いことや背が低いなどといったことです。これらは見方を変えると、自分だけの個性と考えることもできます。だから、それを生かすことを考えれば、何かの分野で成功を収めることができる可能性があります。
実際、お笑い芸人の方々は、自分のコンプレックスを生かしている人が多いです。チビ、デブ、ハゲ、ブサイクなどは、芸人にとっては大きな武器となります。他の人が真似できない特徴ですから、自分の才能だと言えるわけです。
なので、他人と違っていることを恥ずかしがらないようにしましょう。コンプレックスを前向きにとらえることが大切ですね。
子供時代を振り返る
自分の子供時代を思い出してみてください。子供の頃に、何に興味を持っていたでしょうか?子供の頃に熱中したものがあるなら、それが才能に関係しているかもしれません。子供は理性よりも感情を優先させるため、本当に好きなことに没頭します。だから、そこにヒントが隠れているわけですね。
また、子供の頃の夢は何でしょうか。子供が抱く夢は、実現性などを無視して、単純に憧れているものを設定するはずです。なので、子供の純粋な夢を振り返ることで、自分のやりたいことを見つけるようにしてください。
他人に聞いてみる
自分で才能が見つけられないなら、他人に聞いてみるのも良いでしょう。身近な友達や家族に聞くことで、自分でも気付かなかった才能を指摘されるかもしれません。実際、他人からの指摘で、才能に気付くパターンは多いです。
たとえば、元プロボクサーのマイク・タイソン氏は、街でケンカしている所をスカウトされました。テレビタレントでも、スカウトからデビューした人がほとんどですよね。
自分が才能だと思っていても、勘違いである可能性もあります。だから、客観的な目で評価してもらうために、他人の声に耳を傾けてみてください。そうすれば、隠れた意外な才能を見つけることができるでしょう。
好きなことを追求する
自分の好きなことが分かっているなら、それを追求してみてください。突き詰めて研究をすることで、どんどん自分のスキルを高めていくことができます。「好きこそものの上手なれ」と言いますが、好きなことをやっているだけで他人に誇れる能力が見に付くわけです。
先述したように、才能とは一つのことを続けられる能力を指します。好きなことであれば長く続けられるはずなので、探究心を持って深く掘り下げていきましょう。マニアックなほど突き詰めることができれば、大きな才能として開花するはずです。
先入観を捨てる
自分の才能を見つけるためには、何にでも挑戦することが大切です。興味が湧かないことであっても、やってみると意外と面白いかもしれません。だから、先入観を捨てて、色々なことにチャレンジする必要があるわけですね。
やる前から先入観を持ってしまうと、自分の可能性を狭くしてしまうだけです。見栄や肩書などを気にしないで、挑戦する気持ちを持つことが大切でしょう。
もちろん、やってみても全く面白くないこともあります。そういったものは、すぐに止めても構いません。自分が楽しいことだけを残していくことで、才能を絞り込むことができるはずです。
大量の時間を費やす
才能を開花させるためには、ある程度の時間が必要です。膨大な練習をこなすことで、自分の能力を高めることができるわけですね。だから、自分の好きなことに対しては、多くの時間をつぎ込んでください。
超一流のスポーツ選手でも、毎日のようにハードなトレーニングをしています。たとえ才能があったとしても、努力をしないとすぐに枯れてしまうわけです。なので、才能を開花させて維持するためには、多くの練習量が必要だということを覚えておきましょう。
目指すべき目標を決める
努力をするときの注意点ですが、必ず自分の目標を設定してください。何か目指すべきものが無ければ、どのように努力すればいいのか分かりません。だから、方向性を明確にするために、最初に目標の設定が必要なわけです。
1か月、半年後、1年後など、期間ごとの目標を設定しましょう。そうすれば、自分の進捗状況を見ることができるので、ちゃんと計画通りに進んでいるかを見分けることが可能です。目標は大切ですから、最初に設定してください。
以上、自分の才能を見つけるための方法を紹介しました。多くの人が才能に気付けないように、才能を見つけることは簡単ではありません。しかし、自分の感情に正直に生きることで、目指すべき道を明確にすることができるでしょう。
photo credit: Bigjump