尊敬される人が持っている10個の特徴とは?理想的な上司になるための秘訣!
2016/05/06
優れたリーダーになるためには、周りの人間から尊敬されなくてはいけません。尊敬される上司になることができれば、部下からの信頼も厚くなるでしょう。組織を率いるうえで、大きな結果を出しやすくなります。
また、友達関係でもお互いに尊敬しあえる仲になるのが理想ですし、親子関係でも親は子供から尊敬されることを目指すべきでしょう。しかし、尊敬というのは一朝一夕で得られるものではありませんから、日頃の行いが非常に大切となります。
素晴らしい人間性を示すことができれば、自然と周りから尊敬されるようになるでしょう。ここでは、尊敬される人が持っている特徴を紹介します。
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尊敬される人が持っている10個の特徴
粘り強さ
どんな苦難がやってきても、諦めない粘り強さが大切です。少し辛いだけで諦めてしまったら、すごく頼りない印象を与えてしまいますよね。そんな人に付いて行こうとは、誰も思わないはずです。最後まで希望を持ち続けて、目標へ向かっていける人が尊敬の対象となります。
だから、根気が無い人は、継続して努力をし続けるようにならないといけません。他の人がみんな諦めていても、自分だけは闘志を持ち続けることが大切です。不屈の精神で頑張り続ければ、きっと周りの人はついてくるでしょう。
責任感
リーダーシップを取る人は、責任感を持っていないといけません。何か不祥事が起きた時に、言い訳ばかりしている企業が多いですよね。苦し紛れの言い訳を並べてしまうと、一気に信頼が落ちてしまいます。
だから、自分の行動に対しても、部下の行動に対しても、すべての責任を取れるだけの器を持っている必要があるでしょう。特に、自分の組織を持っているなら、管理者責任を問われてしまいます。そんな時に、部下に責任を押し付けてはいけません。
全責任をリーダーが負うからこそ、部下は自信を持って仕事ができるわけですね。そういった背中を見せ続けることで、部下からも信頼されるようになるでしょう。
思いやりの心
相手の気持ちに立つことができるような、思いやりの心を持つことは大切です。自分のことだけを考えていては、相手を尊重することができません。自分が損をしたとしても、周りの人間に対する気遣いを忘れないようにしましょう。
困っている時に助けてもらえれば、誰でも嬉しい気持ちになりますよね。その人に対する好感度も上がるでしょうし、尊敬の念を持つかもしれません。大切なことは、見返りを期待しないことですね。下心のある優しさは見抜かれてしまうので、相手のために尽くしてください。
他人を尊敬する
自分が尊敬されたいなら、まずは他人を尊敬することから始めましょう。他人の良い所を認めて敬意を払うことで、その人のことを尊重することになります。すると、相手は心を開いてくれるようになるはずです。自身のことを認めてもらって、嫌な気持ちになる人はいないからですね。
そうすると、今度は自分のことを好意的に見てくれるようになります。良い所を積極的に見てもらえるようになるので、尊敬してもらえる可能性も高くなるでしょう。他人を認める余裕を持つことができれば、自分の器の大きさを示すことができるはずです。
打算的に考えない
人付き合いをするときに、損得勘定で考えてはいけません。そういった打算的な考えは、周りの人から見透かされてしまいます。自分勝手な人間だという印象を与えてしまうので、誰からも信頼されることは無いでしょう。
誰に対しても平等に接することで、裏表のない人間だと思ってもらえます。人間関係を大切にするほど、尊敬されやすくなるはずです。なので、利害の計算をするのではなく、純粋な気持ちで人と接するようにしてください。
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努力を続ける
尊敬される人は、高い能力を持っていて、仕事ができることが多いですよね。本人は何食わぬ顔で仕事をしているかもしれませんが、陰でものすごい努力を重ねています。こういった陰の努力を惜しまないことで、仕事でも結果を残すことができるわけです。
もちろん、努力をしない人は、よほどの才能が無い限り結果を残せないでしょう。だから、誰からも尊敬されなくなってしまうわけですね。なので、尊敬をされたいのであれば、しっかりと努力をして結果を残さないといけません。
地道に努力を続けるのは難しいですが、それを続けることができる人が、立派なリーダーになることができるのだと思います。
有言実行
大きな目標や理念を打ち上げたとしても、絵に描いた餅で終わってしまう人は多いですね。口だけの人間になってしまうと、誰からも尊敬されません。自分で発言したことは、最後まで責任を持ってやり遂げる必要があります。
だから、自分の能力を正しく見極めて、現実性の高い目標を設定する必要があるでしょう。自分のことを過大評価している人は、大口を叩くだけで結果が伴いません。なので、自分を客観視して、正確な実力を知るようにしてください。
有言実行を積み重ねていけば、周りからの信頼度も上がっていきます。
人の悪口を言わない
何らかのウップンが溜まっていると、誰かの悪口を言いたくなりますよね。特に、飲みの席などでは、会社の愚痴などで盛り上がったりすることが多いです。でも、尊敬されたいのなら、そういったネガティブな発言は控えた方が良いでしょう。
他人の悪口などが多い人は、精神的に幼いイメージを与えてしまいます。また、大人げない印象を与えることにもなるので、尊敬からはほど遠くなってしまうわけです。
一方、どんな時にも悪口を言わない人は、誠実な印象を与えることができますね。悪い部分よりも良い部分を見るようにすれば、誰からも好かれやすくなるでしょう。肯定的な発言を心掛ければ、他人から尊敬してもらえるはずです。
決断力
何事もすぐに決められずに迷ってしまう人は、すごく頼りないでしょう。十分に検討することは大切ですが、モタモタしているとチャンスを逃してしまいます。だから、頭の中で素早く計算して、最善の選択ができるようにしなくてはいけません。大きな場面で思い切った決断ができる人は、誰が見てもカッコ良いですし尊敬の対象となります。
また、仮に失敗をしたとしても、そこから学びを得て次に生かすことができます。失敗をプラスに変えることができれば、いつでも自信を持って決断することができるはずです。なので、決断力のある人は、プラス思考も兼ね備えているということですね。
感情的にならない
周りからの尊敬を集める人は、いつも冷静で落ち着いています。その場の雰囲気に流されて、突発的な発言をすることが無いんですね。また、カッとなって怒鳴り散らすなどの行動もありません。こういった態度だと、堂々としていて尊敬されやすくなります。
一方、感情的になって、怒ったり泣いたりする人は頼りないと思われがちです。こういった人は、外的な状況に流されやすいので、意見がコロコロ変わったりします。感情をコントロールできない人は、信頼されないので注意してください。
以上、尊敬される人が持っている特徴を紹介しました。ある程度の年齢を重ねると、どれだけ尊敬されているかが大切となります。誰からも尊敬されない人は、人間性が薄っぺらいと思われがちなので注意しましょう。
photo credit: Jake Tapper – Caricature