集中力を劇的に高めて、仕事の効率をアップさせる7つの方法
2016/05/06
仕事や勉強をしているときに、すぐに気が散ってしまって悩んでいませんか?効率よく作業を行うためには、集中力が欠かせません。能率を高めるためにも、集中力を持続させる方法を知っておくと良いと思います。
実は、簡単なことで集中力を維持することが出来るようになります。7つの方法をまとめましたので、参考になればと思います。
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なぜ人は、集中できないのか?
集中するためには、意志の強さが必要となります。他のことに気をそらさずに、目の前のことにフォーカスするための意志の強さですね。意志が弱い人は、何か作業を行ったとしても、すぐに別の要素に気が向いてしまいます。だから、何事にも動じることのない、強い意志を持つことが集中力を高めるための秘訣です。
また、意志の強さは、希望の大きさに比例しています。希望とは、「この作業を終わらせれば自分にとって大きなメリットがある」という思いのことです。大きな希望を持っていることで、強い意志が生まれて、そして高い集中力が維持できるということですね。
なので、集中力を高めるためには、「強い意志」と「大きな希望」を持つことが重要だといえるでしょう。強い意志は、習慣化することで身に付けることができます。ですから、意志を強く持つことを毎日意識することが大切だということです。覚えておきましょう。
意志の強さは、内面的な要素です。さらに、外面的な要素にも気を配ることで、集中力はもっと磨かれるようになります。誰にでもすぐできる7つの方法をまとめましたので、参考にしてください。
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集中力を高める7つの要素
1.余計なものを排除する
やるべきタスク以外のものは、可能な限り排除するようにしましょう。余計なものが無ければ、気が散ってしまう心配はありません。余計なものの代表格として、メールがあります。ビジネスマンが集中できない原因の多くは、Eメールだと言われています。作業中にメールチェックなどをしてしまうと、返信に手を取られてしまって集中できないということになります。
実際、ビジネスマンの6割以上が、“メール中毒”に陥っているというデータもあります。携帯電話も同じですから、作業が終わるまでメールは見ないと決めたり、携帯の電源を切っておくなどの対策をすることが重要ですね。
2.休憩を取る
人間がピークの集中力を維持できるのは、30分程度が限界だと言われています。集中できる時間は、意外と少ないということですね。30分を過ぎると、徐々に集中力が落ちていきますから、どうしても作業の効率が悪くなりがちです。
なので、こまめに休憩を取ることをおススメします。30分ごとに5分程度の休憩を取ることが、理想的な状態ですね。定期的に脳をリフレッシュすれば、高い集中力を維持したまま作業を行うことが出来るようになりますよ。
3.十分な睡眠をとる
睡眠不足は、集中力低下の要因となります。睡眠時間が少なすぎると、脳の処理能力が下がってしまうため、作業の効率が悪くなります。これは、物理的に仕方のないことですね。ですから、最低でも6時間以上の睡眠をとるようにしましょう。
また、どうしても寝る時間が取れないときには、作業の前に15分程度の昼寝をすることをおススメします。昼寝をすることで、脳内がリフレッシュされて集中力アップに役立ちます。ただし、寝すぎないように注意が必要です。1時間以上寝てしまうと、かえって頭がボーっとしてしまうので、逆効果になってしまいます。
4.栄養補給をする
集中力を高めることが出来る栄養素があります。これを意識的に摂るようにすれば、作業の効率が明らかに変わってきます。例を挙げると、カフェインや糖分といった栄養素があります。普段の食事から摂るようにしてください。
カフェインは、コーヒーや紅茶などに多く含まれる栄養素ですね。カフェインを摂取することで、ドーパミンやノルアドレナリンが脳内に放出されて覚醒状態となります。その結果、高い集中力を維持できるようになります。仕事中には、コーヒーや紅茶を飲むと良いでしょう。
そして、糖分を摂ることも重要です。脳の栄養は糖分ですから、これが不足すると集中力も落ちてしまいます。なので、糖分を適切に補給することが大切ですね。ただ、甘いものを食べれば良いというわけではありません。砂糖に含まれる糖分は、急激に血糖値を上げてくれますが持続力がないのです。
なので、低GI食品を食べるようにしましょう。低GI食品とは、摂取後の血糖値の上昇が遅い食品のことを指します。これを食べることで、血糖値が高い状態を長時間維持することが出来るので、それだけ集中力も持続しやすいということです。
低GI食品としては、ヨーグルトやそば、りんご、バナナなどがありますね。作業前に、これらを食べるようにすると、高い集中力を維持することが出来ますよ。
5.水分補給をする
水分を適度に摂るようにしなければ、血液内の水分が減少します。そうすると、脳内の血流が減ってしまい、集中力が低下してしまいます。対策としては、水分補給をすることですが、水の吸収には時間が掛かってしまいますので、作業の1時間前くらいから水をたくさん飲むようにすると良いでしょう。
特に、夏場は汗をかいて水分が不足しがちなので、日頃からマメに水を飲むようにしてくださいね。そうすることで、いつも集中力が高い状態を維持することが出来るようになりますよ。
6.環境音楽(自然音)を聴く
人は、川のせせらぎや小鳥のさえずりなど、自然界に存在する音を聞くことでリラックスして集中できる傾向にあります。セラピーなどでも、活用されている方法ですね。余計な雑音を消すこともできるので、効率よく作業を行うことが出来ます。
Youtubeで「環境音楽」と検索すれば、たくさん出てきます。これを聞きながら、仕事をしてみてください。今までよりも効率が上がるかもしれません。
7.時間を短く区切る
パフォーマンスを最大化する方法として、「5分ルール」と呼ばれるものがあります。「5分だけやってみよう」という意識で、作業を行うという方法です。5分という短い時間であれば、誰でも最大の集中力を発揮できます。
これを繰り返すことで、集中力を鍛えるための鍛錬となるんですね。強い意志を育てるためにも有効なので、毎日続けてみると良いでしょう。
集中できる環境を自分で作り出す
集中力を最大化するためには、自分が集中できる状況を作り出すということが大切です。コンディションを整えることで集中力を上げることが出来るので、日頃から意識をしておかないといけません。
環境を整えてしまえば、あとはやるだけですから簡単です。自分が最もやりやすい環境を見つけて、それを作り出すということが重要だということですね。ぜひ、やってみてください。
photo credit: SalFalko