集中力を高めるための照明術とは?
2016/05/06
仕事や勉強を一気に片づけたいときに、集中しないといけませんよね。高い集中力があれば、短時間に多くの作業を行うことができます。だから、ここぞという時に集中できるように、環境を整えておくようにしましょう。
実は、照明を少し工夫するだけで、簡単に集中力を高めることができます。照明なんて何でも同じと思われがちですが、明らかに差が出てくるはずです。また、照明が悪いと集中力が下がることもあるので、注意が必要となります。
なので、照明と集中力の関係を知っておきましょう。
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明るすぎる照明はNG
疲労が溜まりやすくなる
明るい場所だと、仕事や勉強がはかどると思っている人が多いです。でも、逆効果となる場合が多いので、覚えておいてください。なぜなら、部屋が明るすぎると、多くのものが視界に入ってきますよね。なので、脳に送る情報量が増えてしまって、疲労が溜まってしまうわけです。
仕事や勉強をすると脳を酷使しますが、さらに脳への負担を増やす結果となります。そして、明るすぎる部屋に長時間いると、頭痛や不眠を訴える人も増えるようです。体への刺激が強くなってしまいますので、明るすぎるのにも注意してください。
気が散ってしまう
また、明るい部屋だと、余計なものに目が行ってしまいます。特に、自分の部屋だと漫画やゲーム、お菓子などが置いてあったりしますよね。そういったものに興味が移りやすくなるので、気が散ってしまうことがあります。
でも、部屋を暗めにしておくと、そういったものが目に入りにくくなります。だから、薄暗い部屋で仕事や勉強をするのが、最も集中しやすくなるということですね。
イライラする
さらに、明るすぎると、イライラしやすくなるというデータもあります。これは、目から強い光が入ると、脳が興奮状態となるためですね。だから、ちょっとしたことでイライラしてしまって、仕事や勉強が手に付かないということがあります。
また、風水的にも明るすぎる照明は、“陽”の力を発するので興奮しやすくなるようです。ですから、イライラしがちなときには、部屋の照明を暗くするなどの対策を行ってみてください。
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集中するための照明術
白やオレンジ色の照明を使う
照明には色々な色がありますが、「昼光色」や「昼白色」を選択するようにしましょう。こういった色は、太陽光に近いですから脳を活発にすることができます。集中しやすい環境を作ることができますから、そういった電球を用意しておいてください。
一般的な蛍光灯でも、「昼光色」と「昼白色」は用意されているはずです。ただし、メーカーによって呼び名が異なっていますから、注意しましょう。「フレッシュ色」や「ナチュラル色」などと呼ばれることがあります。
朝日を浴びる
朝起きてから、朝日を浴びることは大切です。これによって体内のリズムが正常化されるので、眠気を解消して集中しやすい状態となります。なので、夕方になっても良い状態を維持することができ、集中力を保つことにも繋がるわけです。
集中力を発揮するためには、規則正しい生活が大切です。そのために、朝日を浴びるということは大切なので、覚えておくようにしましょう。美容や健康にも良い事ですから、起きてすぐに朝日を浴びる習慣を付けてください。
手元だけを明るくする
自分の手元を明るく照らすことで、集中できる場合があります。これは、周りよりも手元が明るくなることで、他の部分に意識が行かなくなるからです。だから、スポットライトなどを使って、手元を照らすようにしてください。
そのときに、右利きなら左から、左利きなら右から光を当てましょう。そうすることで、手元がさらに見やすくなるので、効率よく集中をすることができます。照明スタンドなども活用することで、上手く照らすことができるはずです。
以上、照明と集中力の関係を紹介しました。光の照らし方だけで集中力が変わるのは、面白い結果ですよね。簡単にできることですから、自分の部屋に取り入れてみるようにしてください。仕事や勉強の成果も、変わってくるかもしれません。
photo credit: circulating