物事の本質を見抜くための6つのコツとは?
2016/05/05
何事においても、本質を見抜くということは大切です。物事の重要なポイントを見つけ出し、そこにフォーカスすることで大きな結果を出すことができます。要領が良い人は、本質を見抜くのが上手いわけですね。
だから、少ない労力であっても、成果を上げることができます。ですから、何をやっても上手くいかない人は、本質を見る訓練をするようにしましょう。無駄を省くことができますから、仕事の効率が飛躍的にアップすることができるはずです。
ここでは、本質を見抜く秘訣を紹介します。
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本質を見ることのメリット
大事なことに時間を掛けられる
物事の重要なポイントを見分けることができたら、そこにだけ多くの時間を費やすことができます。不必要なことに時間を掛けなくて良いので、完成度の高い仕事をすることができるわけですね。
何が大切なのかが分からなければ、無駄なところに時間を使うことになります。それだと、余計な労力が掛かるだけですし、良い仕事をすることもできません。要領が悪い人は、こういう結果となっているわけです。
正しい方向に進むことができる
本質が見えている人は、いつも正しい方向へ進むことができます。無駄な情報が入ってくることが無いですから、判断を間違えることも無いということです。だから、複雑な問題でも解決することができますし、周りの環境が悪かったとしても結果を出せます。
自分の判断力に絶対の自信を持つことができるので、リーダーとしてチームを引っ張ることもできます。だから、管理職などに就いている人は、本質を見抜くことができないといけません。そうしないと、上手く部下を引っ張ることができないでしょう。
行動に余裕ができる
大切な部分だけが見えているのであれば、余分な情報を頭に入れなくても済みます。だから、常に頭がすっきりした状態でいることができますし、時間に追われることもありません。ですから、余裕を持って行動することができるわけです。
いつも焦って時間が無い人は、本質が見えていない可能性が高いですね。自分の時間を効率的に使うためにも、本質を見抜くことができるようにしましょう。集中するべきポイントは少ないですから、他の時間を有効に活用できるようになりますよ。
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本質を見抜けるようになる方法
ベースとなる知識を増やす
本質が分かるようになるには、一定の知識が必要です。ある分野に関する深い知識があるからこそ、それを基準として判断できるようになります。だから、自分の専門分野である知識を増やす努力をしましょう。
広く浅い知識は必要ないので、自分が得意な分野の知識を深めてください。周りと差を付けられるほどの専門知識があると、何事にも判断がしやすくなるはずです。なので、日頃から知識を増やす努力が必要ですね。
常に疑いの心を持つ
「なぜ?」と、問いかけるクセを付けましょう。見たものをそのまま受け入れるのではなくて、「なぜ?」と疑問に持つことが重要です。そうすれば、常識に捉われることなく、重要なポイントに気付くことができるようになります。
普段、当たり前に使っているものでも、非効率的なものがあるかもしれません。だから、「何のためにあるのか?」「なぜ、こうなのか?」「他のではダメなのか?」と、何度も問いかけるようにしてください。
多面的に見る
物事を見るときには、複数の視点から見るようにしてください。すべての物事は、捉え方によって複数の意味を持ちます。たとえば、箱の中に2つのボールが入っていたとして、「2つもある」と「2つしかない」では、全く意味が異なりますよね。
だから、複数の視点から問題を見て、比較することが重要です。常識に捉われずに、柔軟に物事を見ることが大切だといえます。ですから、「他の視点で見られないか」と考えながら、問題を見つめるようにしましょう。
自分の目で確かめる
テレビやネットで聞いたことを、そのまま鵜呑みにする人がいます。また、友達から聞いたことでも、確認せずに信じてしまう人なども多いですよね。たとえ、信頼できる友達の言うことでも、自分の目で確認するようにしましょう。
自分で確かめておかないと、何でも鵜呑みにする癖が付いてしまいます。そうすると、本質が見えなくなりますから、ちゃんと確認をするようにしてください。
多数派に流されない
日本人は、長いものに巻かれる傾向にあります。「今人気の!」とか「行列の!」などというキャッチフレーズがあると、つい買ってしまう人が多いですね。でも、多数派がいつも正しいとは限りません。
なので、みんなが賛成しているからとって、自分も乗っかるのは止めましょう。「なぜ、人気があるのか?」や「なぜ、みんな賛成なのか?」という理由を考えることで、見えてくる本質があったりします。なので、ちゃんと考えるようにしましょう。
歴史から学ぶ
ことわざや教訓などは、先人の知恵が詰まっているものです。なので、判断に迷ったら、歴史からヒントを得るということは有効だといえます。歴史を勉強することで学べる点は多いですから、古典などから人生論などを知るようにしましょう。
自分の頭で考えても分からないときは、先人の知恵を借りることで正しい判断が出来ることがあります。「歴史は繰り返す」という言葉があるように、ヒントとなることは多いはずです。
以上、物事の本質を見抜くための方法を紹介しました。日々、色々なものを見て考えることで、洞察力は磨かれていくものです。なので、正しい判断をするためにも、日頃から考えるようにしてください。そうすれば、いつしか本質が分かる日が来るはずです。
photo credit: ▓▒░ TORLEY ░▒▓