生産性を高めるための8つの習慣とは?最小の労力で最大の結果を出そう
2016/05/06
一生懸命に頑張っているのに、仕事の成果に繋がらない人がいますよね。真剣に努力しても結果が付いてこないと、モチベーションが下がってしまうでしょう。一方、少ない労働時間でも、ダントツの成果を出す人もいます。この違いは、何でしょうか?
実は、仕事ができる人は、生産性の高い行動をしています。効率を最優先に考えているので、少ない労力で大きな結果を生むことができるわけですね。努力の量を結果はイコールではありませんから、効率の高い動きができるように意識をしましょう。
ここでは、生産性を高めるための習慣を紹介します。
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生産性を高めるために意識するべき8つのこと
必要なことにフォーカスする
生産性を最大化するためには、必要なことだけに労力を注ぎ込む必要があります。無駄な行動を一切排除して、自分のリソースを集中させるわけです。そうすることで、少ない労力でも大きな結果を出すことができるようになります。
だから、何が必要で何が必要でないかを、明確にしなくてはいけません。我々の身の回りには、時間を奪ってしまう要因が多いです。たとえば、飲み会やメール、ゲームやテレビ、友達からの誘いなど、誘惑がたくさんありますよね。
そのため、生産性を向上するために、友達関係を整理したり、娯楽類を片付けるなどの対策が必要です。
スピード感を意識する
生産性が低い人は、そもそも行動が遅いです。準備に時間が掛かってしまったり、小さな問題が発生しただけで、作業が止まってしまったりします。それだと、いつまでたっても効率が悪いままでしょう。
一方、生産性が高い人は、手が止まることがありません。問題が発生しても行けるところまで行きますし、作業をしながら修正点を考えることができます。なので、ノンストップで動き続けることができるわけですね。
だから、考えるよりも先に行動をしていかないと、効率がアップすることは無いでしょう。大切な時間を無駄にしないためにも、とにかく手を動かすようにしてください。
ハッキリと断る
生産性が高い人は、自分のキャパを熟知しています。なので、出来ないことは、ハッキリと断ることができるんですね。無理の無い作業スケジュールを作ることができるので、常に高いパフォーマンスを発揮することができます。
一方、自分の能力を把握していない人は、頼まれた仕事を何でも引き受けてしまいます。すると、余裕が無くなってしまって、いつも時間に追われることになるわけです。不要な仕事を抱え込んでしまったら、生産性が落ちるに決まっていますよね。
何でもかんでも仕事を引き受けていると、自分のキャパをオーバーしてしまいます。なので、出来ることと出来ないことを把握しておいてください。自分の力が発揮できない仕事を引き受けても、満足のいく結果は得られません。なので、勇気を出して断ることも大切です。
そのため、無理なことは無理と、ハッキリと言えるようになってください。依頼を断るのが苦手な人もいるでしょうが、無理に引き受けても完成度が低くなるだけです。結局、相手に迷惑が掛かってしまうだけですから、断る勇気を持つようにしましょう。
双方向の意思疎通をする
仕事ができる人は、自分が思っていることを明確に伝えることができます。なので、上手く他人に協力してもらうことができ、生産性が高くなっていくわけです。また、相手の意見を聞くだけの余裕もあるので、周りの人と信頼関係を築くことができますね。そのため、チームワークを生かして仕事を進められるということです。
しかし、仕事ができない人だと、コミュニケーション能力が高くありません。だから、自分の意見を伝えたり、他人の意見を聞くということが苦手だということです。協調性が低くなってしまうと、仕事の効率も下がりがちでしょう。
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目標を決める
仕事の効率が悪い人は、目の前の作業に追われている傾向にあります。とにかく作業をこなすことで一杯になってしまって、全体が見えていないわけですね。それだと、いつまでたっても生産性を高めることは無理でしょう。
なので、長期的な目標を決めるようにしてください。たとえば、「マネージャーに昇格する」という目標があるのなら、基準となる売り上げを目指したり、マネジメント能力を身に付けるということが最優先の課題となります。
だから、それを達成するために、労力を注ぐことができるということです。無駄な作業は排除できますから、明らかに生産性は高くなるでしょう。
付き合う人を限定する
作業の効率を上げるためには、付き合う人を限定した方が良いです。おしゃべり好きで話が長い人や自分の仕事を妨害するような人は、できる限り避けるようにしてください。そういった人と付き合っていても、自分にとってメリットはありません。
仕事の邪魔になるだけですから、付き合いを止めてしまうことが大切です。社内の同僚などであれば、軽い挨拶だけにして深く関わるのは止めるべきですね。そうすれば、自分の大切な時間を仕事に注ぐことができるようになるはずです。
帰る前に翌日の準備を終わらせる
仕事の生産性においては、午前中の時間が非常に大切です。朝からスタートダッシュを決めることができれば、午後からもスムーズに仕事をこなすことができます。しかし、朝礼が終わってからその日の準備を始めると、かなりの時間をロスしてしまいますよね。
午前中は集中力が高い時間帯なので、その時間を無駄にするのは勿体ないです。だから、仕事を終えて帰る前に、翌朝の準備を終わらせてしまいましょう。そうすれば、時間を無駄にせずに仕事に取り掛かることができるはずです。
他人を積極的に使う
仕事には、重要な仕事と雑用の2つの種類があります。重要な仕事に関しては、自分の力を注いで一生懸命にこなさなくてはいけません。しかし、雑用に関しては、誰がやっても成果は同じようなものです。
ですから、雑用は他の人に任せて、自分は重要な仕事だけに集中できるようにしましょう。可能であれば、外注などを雇ってアウトソーシングしてしまうのが良いですね。データ入力や経理などは、アウトソーシングしている企業が多いです。
なので、無駄な作業を減らすために、しっかりと頭を使うようにしてください。
以上、生産性を高めるための秘訣を紹介しました。これを心掛けているだけで、自分の使える時間は大幅に増えるはずです。仕事の効率が大幅にアップするはずですから、試してみてください。
photo credit: Moleskine + muji = power