目標を確実に達成するためのセルフマネジメント。黄金の6ステップとは?
2016/05/05
「頑張って毎日仕事をしているのに、思うような成果が出ない。。。」このような、悩みを持っている人は多いでしょう。努力家な人ほど、結果が伴っていないと焦ってしまいます。そこで、今日は結果を出すためのセルフマネジメントについて解説をします。
セルフマネジメントとは自己管理という意味ですが、自分の行動を適切に管理することで目標を達成するための能力のことです。これがちゃんとできれば、着実に結果を残すことが出来るようになります。
また、これを組織に応用することで、チームを引っ張るリーダーシップを発揮することもできます。仕事をするうえでは、無くてはならない能力だと言えるでしょう。なので、まずは自己管理がしっかりと出来るように、日頃から意識をするようにして下さい。
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セルフマネジメントを発揮する6つのステップ
1.決意する
まずは、これが無くては話になりません。「決意をする」ということです。これから自分自身がどうなりたいのか?何を達成したいのか?といったことを、明確に意識しないといけません。自分が進むべき方向性ですから、これをしっかりと決めるようにしてください。
「自分の道は自分で決める」という強い意志が、今後の行動のモチベーションとなるわけです。自分の行動次第で道は開けるということを、明確にイメージするようにしましょう。外部の影響に屈することのない、強い意志を持つようにしてください。
2.優先順位を決める
次に、優先順位を決めることが重要です。目標を達成するために、何が必要で、何が必要ないのかを明確にしてください。時間は有限ですから、必要な事だけに費やさないと結果を出すことは出来ません。無駄を省くためにも、しっかりと順位を決めるようにしましょう。
緊急性が高く重要なタスクから、確実にこなすようにしてください。最初にリスト化しておくと、後で迷うことがありません。今すぐしなくても良いことは、後回しにしておきましょう。
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3.マルチタスクをやめる
マルチタスクとは、「ながら仕事」のことです。メールチェックをしながら資料作成などをすると、かえって効率を落とすことになります。人間の脳は、物理的に一つのことにしか集中できないようになっています。だから、やるべきことを1つに絞って集中するようにしてください。
なので、重要な仕事は1日に1つまでに絞った方が良いですね。あまりにやりすぎると効率が悪くなりますから、タスクは絞って行うようにしましょう。
4.行動の意味を理解する
「なぜ、その行動をするのか?」ということを理解しておかないと、モチベーションが下がることがあります。「目標に対して、その行動がどんな意味を持つのか?」「その行動は、本当に必要なのか?」ということを、把握するようにしてください。
また、自分でやる必要のないことは、他人に任せるようにしましょう。自分にしかできなことに時間を費やすことで、パフォーマンスを最大化することが出来るようになりますよ。
5.行動を視覚化する
これからやるべき行動を、紙にリスト化して見てみましょう。頭の中だけで考えても、イメージできない場合があります。紙に書いて視覚化することで、今後の問題点が見えてくることもあるはずです。目に見える形でイメージできれば、不安などもなくなるでしょう。
6.自分にご褒美を与える
成果を出した場合には、自分に対してご褒美をあげるのも良いでしょう。欲しかったものを買ったり、休憩を取ったりなど、自分のモチベーションを下げない工夫が必要となります。
どのように自分をコントロールするか
自分のことって、意外とよく分かっていません。自分がどんな時にモチベーションが上がって、どんな時にやる気をなくすのか、といったことを理解しましょう。自分のやる気を一定に保つことが、セルフマネジメントの肝となります。
そのためには、しっかりと自分を観察して、己を知る必要があります。そうすることで、どのように行動すればいいのかが見えてくるはずです。上手く自分を管理して、目標を達成できるようになりましょう。
photo credit: Beniamino Baj