怒りを鎮めるための5つの方法。怒りっぽいのを治したい人は必見です!
2016/05/06
ちょっとしたことで、イライラしてしまいませんか?怒りに任せて行動していると、人間関係にヒビが入ってしまうことがあります。また、友達とケンカした後に、自己嫌悪になってしまうこともありますよね。
さらに、ケアレスミスをしてしまいがちなので、もっとイライラが溜まってしまうことにもなりかねません。仕事や日常生活に支障をきたすことが多いですから、自分の怒りを制御できるように意識しましょう。
ここでは、怒りを鎮めるための方法を紹介します。また、「イライラする時の5つの対処法」も参考にしてください。
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怒りの原因とは何か?
ストレス
やはり、イライラの原因の多くは、ストレスによるものです。会社や学校、家庭などでストレスを溜めこんでしまうと、精神的に消耗してしまいます。そして、ストレスが蓄積されていくと、ふとした瞬間に爆発することがあります。
突発的に怒りが込み上げてきたら、抑えるのが大変ですよね。なので、過剰にストレスを溜めこんでしまわないために、適度に発散させる必要があります。神経質な性格の人や過酷な労働をしている人は、日頃から意識をしておいてください。
栄養の不足
現代人は栄養が偏りがちだと言われますが、ビタミンB群が不足すると怒りっぽくなってしまいます。ビタミンB群は、精神のビタミンとも呼ばれていて、人間の精神状態を安定させるのに重要な栄養素です。
また、カルシウムが不足するとイライラするとされていますが、医学的には根拠が無いそうです。なので、カルシウムを摂取しても、怒りが収まらない可能性が高いですね。ビタミンB群は、大豆食品や海藻に多く含まれるので、そういったものを食べるようにしましょう。
疲労
毎日のように体を酷使していると、疲れが溜まってしまいますよね。疲労は肉体的に消耗してしまいますが、精神にも大きな影響を与えます。テンションが下がってしまって元気が出なくなりますし、ネガティブな思考になりやすくなります。
そして、理由もなくイライラしたりすることもあります。ですから、残業が続いていたり、不規則な生活をしている人は、疲れが溜まっていないか確認しましょう。知らないうちに疲労が蓄積されている可能性があるので、休息を取ることも大切です。
女性ホルモンの増加
女性特有の怒りの原因として、プロゲステロンという女性ホルモンの増加があります。排卵から生理までの間は、プロゲステロンの分泌が増えて体に色々な不調を引き起こします。これを月経前症候群(PMS)といいます。
主な症状としては、腹痛や肩こり、むくみや肌荒れなどですね。そして、精神的な症状としては、イライラや集中力の低下などがあるとされています。なので、女性の方は整理の前後には、どうしても怒りっぽくなるということです。
腸内環境の乱れ
善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなったり、腸内環境が乱れると色々な問題が起きます。一般的には、便秘や肌荒れなどが有名ですよね。しかし、腸内環境は精神状態にも影響するので、気分の落ち込みや怒りっぽくなる原因となることがあります。
特に、腸内細菌は、ビタミンBやCの合成を行っています。だから、腸の活動が悪くなると、ビタミン不足でイライラしやすくなるということですね。また、セロトニンの合成にも影響するので、うつ病になるリスクも上がってしまいます。
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怒りを鎮めるための5つの秘訣
自分の感情の動きを知っておく
自分を観察してみて、どんな時に怒りやすいのかを探りましょう。たとえば、運転中に怒りやすいとか、寝起きは機嫌が悪いといったことです。自分が怒りやすいポイントが分かっていれば、それを避けるように事前に対策ができますよね。怒りやすい状況では人と接しないなど、自分なりに対策を考えるようにしましょう。
また、あらかじめイライラしやすいと分かっていれば、冷静になって自分を見つめ直すことができます。心の準備をしておくことができるので、余計なことで怒らなくて済むようになります。
深呼吸をする
少しでも怒りを感じたら、深呼吸をしてみてください。お腹に空気を入れて、腹式呼吸でゆっくりと呼吸をします。酸素を多く取り込むことで、副交感神経が活発になってリラックス効果があります。緊張してしまった時などにも有効ですね。
方法としては、鼻からゆっくり息を吸い込んで、5秒ほど息を止めてからゆっくりと息を吐きましょう。どんな場所でも実践することができますから、イライラしたらすぐに深呼吸を行うことをおススメします。
怒りの気持ちを紙に書き出す
どうしても怒りが収まらないときには、自分の感情をすべて紙に書き出してみてください。「なぜ怒っているのか」や「何が気に入らないのか」、「どうすれば満足なのか」といったことを、すべて紙に書いてみましょう。
そうやって、感情を視覚化することで、自分を客観視することができます。実際に紙に書いてみると、すごく小さなことで怒っていたことが分かるかもしれません。客観的に自分を見ることで分かることもありますから、紙に書くというのはおススメな方法です。
他のことを考える
納得できない出来事があったら、いつまでも考えるのは止めましょう。同じことを考えていると、いつまでも怒りが収まることはありません。なので、全く違うことを考えて、気を紛らわせるということは大切です。
人の怒りは、長くても20分程度しか持続しないと言われています。なので、別のことを20分以上考えれば、ほとんどの怒りは収まるということです。だから、ゲームをしたり漫画を読むなども良いかもしれませんね。嫌なことを忘れられるように、別のことに集中してみてください。
大声を出してみる
ストレス発散の定番としては、大声を出すということがあります。布団の中に潜り込んで大声を出したり、カラオケなどに行くのも良いですね。大きな声を出すのはエネルギーを使いますから、疲れて何も考えられなくなります。
だから、怒りの気持ちも忘れてしまう可能性が高いです。気分が落ち込んだ時なども、大声を出すことで気持ちがポジティブになったりします。かなりスッキリする方法ですから、ぜひやってみてください。
以上、怒りを鎮めるための方法を紹介しました。イライラしているときは、何をやっても上手くいかない傾向にあります。自暴自棄になっても良い事はありませんから、早めに気持ちを切り替えられるようにしましょう。
photo credit: mdanys