人の気分や印象を変える色の効果とは?
2016/05/06
色は、人間の心理に大きな影響を与えると言われています。色によっては、気持ちを高ぶらせたり、落ち着かせたりなど、様々な効果を与えるそうです。なので、色を上手く活用することで、自分の気持ちを調整できるかもしれません。
モチベーションを上げたいときやリラックスしたいときなどに、色の効果を試してみてください。身の回りの家具や洋服などの色を考えることで、自分の生活習慣を大きく変えることができるはずです。
ここでは、色の持つ効果について解説をします。
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色にはすごいパワーがある
青色
青色には、集中力を高める効果があると言われています。寒色系の色なので、高ぶった気持ちを抑えてくれて、程よい緊張感をキープしてくれます。なので、勉強をするときや一気に仕事を片付けたいときなどに、青色を見るようにしましょう。
青色のペンを使ったり、青い置物を机の上に置いておくと、勉強がはかどるかもしれません。また、仕事をするのであれば、パソコンの壁紙を青色っぽくしてみると、仕事がスムーズに進むでしょう。
また、青色には食欲を抑える効果もあるそうです。自然界には、青い食べ物が無いからですね。なので、青い食器を使うことで食欲を抑えることができるので、ダイエット中の人には良いかもしれません。
赤色
赤色には、積極性や決意をイメージさせる効果があります。なので、赤色の服を着ることで、相手からは積極的な人間だと思われやすくなります。自分の気持ちも高ぶりますから、気合いを入れたいときに赤色を見ると良いでしょう。
また、アメリカでは商談やプレゼンの際に赤色のネクタイを身に付けるそうです。これは、パワータイと呼ばれていて、赤色の力で自分の主張を聞いてもらいやすくなります。だから、ここぞという時には、赤色のネクタイを着用するようにしましょう。
さらに、人から注目を集めやすい効果もありますから、パーティーなどに参加するときにも赤を取り入れたファッションが良いかもしれませんね。ただ、戦闘態勢を示す効果もあるので、あまり過剰に赤が多いと相手は委縮するかもしれません。なので、ワンポイント程度に、ほどほどにした方が良いでしょう。
黄色
黄色には、判断力や論理的な思考を高める効果があるようです。だから、クリエイティブな作業を行う際には、黄色を見ると良いですね。会議などで煮詰まってしまった時には、黄色を見て脳を活性化させるようにしてください。
また、明るくて社交的なイメージを与えることもできます。ですから、不特定多数の人と接するときなどには、黄色の服装を取り入れると良いかもしれません。赤色よりも攻撃性が無いですから、子供等からも受けがいいです。
さらに、黄色には食欲を増進させる効果があります。なので、病気の時やスポーツをする子供には、黄色っぽい食器を使うと良いでしょう。モリモリ食べてくれますから、体力をつけることができるはずです。
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緑色
緑色には、安心感や調和性を与える効果があります。なので、緊張を和らげることができるので、心が癒されていきます。森などに行って森林浴をすると、リラクゼーション効果があると言われますよね。これも、緑色の力です。
なので、少し落ち着いて休みたいときには、近くの公園へ行ってみましょう。緑が多い場所へ行くことで、心からリフレッシュすることができるはずです。仕事部屋にも、観葉植物などを置いてみるのが良いですね。
また、緑色を見ると、目の疲れを和らげると言われています。ですから、長時間のパソコンやゲームで目が疲れてしまったら、緑色を見ながら休むようにしてください。そうすると、眼精疲労などを軽減できると思います。
オレンジ色
オレンジ色を見ると、心を明るくして陽気な気分にさせてくれます。また、暖色系の色でもトップクラスに人気がありますから、オレンジ色を身に付けていると他人から好かれやすくなる傾向にあります。なので、親近感を演出したいなら、最適な色ですね。
また、食欲を増進させる効果がありますから、体が弱っているときには体力を付けるためにオレンジ色を見ましょう。モリモリ食べることができるので、元気になるはずですよ。暗い気分の時に見ると、元気になりやすい色ですね。
ピンク色
ピンク色は、愛情や幸福感を感じやすい色だと言われています。なので、ピンク色の洋服を着ていると、話しかけやすい印象を与えることができます。子供や女性などは、ピンク色が好きな人が多いですよね。それだけ親しみやすい色ですから、社交性を磨きたいならピンク色のファッションを取り入れましょう。
イライラしている時に興奮を抑えることもできるので、ストレスが溜まっている人はピンク色を見るようにしましょう。また、女性ホルモンの分泌を助ける効果もあるので、女性には美容効果も期待できるかもしれません。
以上、色による効果を紹介しました。見るだけで効果があるわけですから、すごく手軽ですよね。なので、自分の身の回りにあるものは、色を意識して配置してみましょう。そうすれば、毎日の生活が円滑に進んでいるはずです。
photo credit: Mitra Mirshahidi-