初対面の人と仲良くなる方法。好印象を与えるコミュニケーションスキルとは?
2016/05/06
初対面の人と会話する時って、話題に困りますよね。お互いのことを知らないわけですから、何を話したらいいか分かりませんし、緊張もしてしまいます。でも、ビジネスの世界では、初対面の人と接する機会は驚くほど多いです。
最初のうちは会話が弾んだとしても、すぐに沈黙になって気まずい思いをする事もあるかもしれません。それだと上手くビジネスを行うことが出来ませんから、誰と会っても一通り話が出来るように、コミュニケーションスキルを磨くことは重要ですね。
ここでは、初対面の人と話すための技術を紹介します。
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最初のとっかかりはどうするか?
当たり障りのない質問から始める
初対面の人と話す場合、相手は少なからず警戒心を持っています。これは、人としての防衛本能ですから、仕方がありません。なので、あまりプライベートな質問から入るのは、避けた方が良いですね。「どこに住んでるの?」とか「兄弟はいるの?」といった質問は、止めておきましょう。
無難な質問としては、「昨日のテレビ見た?」とか「今日は暑いですね?」といったものですね。これだったら、誰でも気軽に答えらえれますから、初対面であっても問題ないでしょう。相手が答えやすいかどうかを、常に考えるようにしてください。
笑顔で話すことを意識する
笑顔は、ものすごく大切です!特に初対面だったら、なおさらですね。暗い表情で話しかけられたら気持ち悪いですし、仲良くなりたいとも思いません。だから、笑顔で話すことを忘れないでください。明るい人は、それだけで好かれる要因となりますし、周りの人を安心させる効果もあります。
相手に対して興味・関心を持つ
そもそも、相手に興味を持っていなければ、会話は成立しません。単に言葉を交わすだけの状態となってしまいます。そうではなくて、ちゃんとコミュニケーションとして成立させるために、興味・関心を持つことを忘れないでください。
具体的には、相手の話に共感しながら、相手に立場に立つという感じです。他人事として聞くのではなくて、相手と一緒になって会話をするようにしましょう。そうすれば、非常に話しやすい印象を与えることが出来ます。
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話題の作り方
会話が弾みやすい話題を用意しておく
人によって趣味趣向が違いますが、実は会話が弾みやすい話題というのは、あらかじめ決まっているんです。なので、そういった話題について、あらかじめ調べておくことで、誰と話しても話題には困らなくなりますよ。
「きどにたてかけし衣食住」で、覚えるようにしてください。これは、盛り上がる話題の頭文字を取ったものです。これを覚えておけば、会話に困ることは無いでしょう。
き | 季節、気候 | 「寒いですね。」「暑いですね。」会話のとっかかりとして最適 |
ど | 道楽 | 道楽とは趣味のこと。好きなことや趣味のことは、盛り上がりやすい。 |
に | ニュース | 最近の時事ネタなど。 |
た | 旅 | 旅の体験談など。 |
て | テレビ | テレビ番組や好きな芸能人などの話。スポーツなども。 |
か | 家庭 | 家族の話。兄弟や嫁、子供など。 |
け | 健康 | 健康や美容関係の話。 |
し | 仕事 | 仕事やアルバイトの話。 |
衣 | 衣服 | ファッションの話。 |
食 | 食べ物 | グルメの話。美味しいお店や好きな食べ物。 |
住 | 住居 | 住んでいる場所や出身地など。 |
上記のネタで、何も興味が無い人はいません。日頃から意識的に情報収集をしていれば、どんな話でもできるようになるはずですよ。
目に付いたものから聞いてみる
相手が身に付けているものや持っているものについて、とりあえず聞いてみましょう。「そのバッグ、カワイイですね。」とか「その携帯、最近のですか?」とか。そこから相手の趣味などが分かることがありますし、話が膨らむキッカケとなることもあります。
もう1歩踏み込んでみる
質問をして相手から回答があった場合、そこからもう1歩だけ踏み込んでみましょう。そうすることで、会話を広げるためのキッカケとなります。
たとえば、「好きな食べ物は何ですか?」と質問をして「カレーです」という回答なら、「私もカレー好きなんですよ。おススメの店とかあります?」という感じで、もう1歩踏み込むわけです。どんどん話題を深掘りすることが出来ますから、これで話題を広げていきましょう。
距離感の縮め方
相手に共感する
相手のことがだんだん分かってきたら、共感してみましょう。何かしらの共通点が見えてくるかもしれませんし、新しい発見があるかもしれません。なので、それに対して共感をしていくわけです。
人は、自分を認めてくれる人に対して、好意を持つ傾向にあります。なので、自分から積極的に共感する姿勢を持つことで、距離感を縮めていくことが出来ますよ。
相手への理解を示す
会話をしていると、相手との共通点が全くなく、別世界の人間であることもあるかもしれません。そういった場合であっても、相手を理解しようとする気持ちを持つことが大切です。自分が知らないことであっても、理解しようとすると「それ、どういうことですか?」と聞くことが出来ますよね。
知らないことは相手に聞けばいいわけですし、それで新しい発見を得ることもできます。接点が何もない人であっても、理解を示すことで距離感を狭くすることは可能です。
何らかのリアクションをする
相手の話にちゃんとリアクションを取ることは、非常に大切です。相手が冗談を言った時には、面白くなくても笑ってあげましょう。自慢話をされたら、ビックリしてあげましょう。そうやって、何かしらのリアクションをすることで相手との距離は縮まります。
最悪なのは、何も反応しないことです。それだと、相手につまらないと思われてしまいますから、話す気を奪ってしまいます。なので、ちゃんと意識的にリアクションをしてくださいね。
まとめ
人と会話するときには、話題を探すことも重要ですが、それよりも共感するということが必要になってきます。相手のことを理解して認めてあげることで、打ち解けることが出来るようになります。相手も人間ですから、ちゃんと感情を理解してあげないといけないわけですね。
以上を参考にして、新しい人と積極的にコミュニケーションを取ってみてください。自分の世界観も広がると思いますよ。
photo credit: digitalrob70