極度の心配性な性格を直すための5つの方法とは?
2016/05/06
何をするにしても、常に最悪の状況を考える人がいますよね。石橋を叩いて渡る性格は、悪いことではないですが、過剰すぎるとマイナスとなってしまいます。消極的な行動しかできなくなってしまうので、損をすることが多いでしょう。
なので、少しは楽観的に考えられるようになる必要があります。将来を悲観して悩んでもしょうがないので、前向きに生きていけるようにならないといけません。余計な心配をしてしまう人は、気を付けるようにしてください。
ここでは、心配性な性格を直す方法を紹介します。
スポンサーリンク
心配性になりやすいタイプ
神経質
周りのことがよく見えていて、些細なことでも気になる人は要注意です。鈍感な人に比べて色々なことに気付いてしまうので、それだけ心配事が増えてしまうわけですね。余計なことに考えを巡らせてしまいますから、行動できなくなってしまいます。
また、いつまでも過去のことに執着してしまう性格でもあります。過去の失敗を忘れることができずに、それをトラウマとして持ち続けてしまう人が多いです。すると、また失敗するのではないかと、心配になってしまいます。
ネガティブ思考
何に対しても悪い方向へ考えてしまうと、恐怖で行動できなくなります。こういった人は、必要以上にマイナスに考えてしまいますから、過剰にストレスを抱えてしまうでしょう。些細なことでも悲しい気持ちになってしまうので、悩み事が増えてしまいますね。
自分への自信が無い人ほど、ネガティブ思考になりやすいです。なので、ポジティブに考えられるように、自信を付けることから始めなくてはいけません。
内向的な性格
内気で積極性の低い人は、小さなことでもクヨクヨしてしまいがちです。また、コミュニケーションが苦手で他人と話す機会も少ないので、悩み事を一人で抱え込んでしまいます。すると、小さなことを重大な問題だと考えるようになります。つまり、被害妄想が大きくなるということですね。
また、自分のコンプレックスなども過大に考えてしまって、劣等感を持ってしまうわけです。自分に対する自信を失ってしまいますから、余計に悩みやすくなってしまいます。悪循環にハマってしまいますから、気を付けなくてはいけません。
完璧主義
何事にも完璧を求めると、少しのミスでも許せなくなってしまいます。また、予定外の事態が起きないだろうかと、過剰に心配をしてしまうわけですね。失敗することへの恐怖心が強いために、心配事が多くなります。
傍から見ると努力家で頼りがいのある人だと思われがちですが、内心は常に恐怖でビクビクしています。いつまでも心が休まることが無いので、ストレスを溜めてしまって精神病になってしまうかもしれません。
スポンサーリンク
心配性な性格を直すための5つの方法
プラスの側面を見る
物事には、必ずプラスとマイナスの側面があります。なので、マイナスではなくて、プラスの側面を見るようにしましょう。そうすることで、安心することができますから、失敗することを防ぐことができるはずです。
たとえば、重要なプレゼンを任されたとしましょう。その時に、プラスとマイナスの側面を考えてみます。
- プラスの面 :成功すれば上司からの信頼アップ
- マイナスの面:失敗すれば上司からの信頼ダウン
ここで、心配性な人だと、マイナスの面を見てしまいますよね。失敗した時のことを考えてしまうので、上司からの信頼が落ちることを気にして悲観的となってしまいます。
でも、成功した時のことを考えれば、大きなチャンスだと言えるでしょう。これをモノに出来れば出世なども見えてきますので、明るい将来をイメージするべきです。プラスの面を見ることで、モチベーションもアップするでしょう。
過去は気にしない
過去に大きな失敗をしたとしても、これからの将来には関係ありません。人生のうちで、同じことが何度も起きる可能性は低いです。失敗から学びを得ることは大切ですが、それをいつまでも気にするのは止めましょう。
過去は未来への足かせとなってしまうので、潔く捨ててしまうべきです。過去を気にせずに前だけを見ていれば、余計な心配をすることは少なくなります。なので、何かトラウマを持っていたとしても、考えないようにしてください。
事前の準備を入念に行う
事前に準備できることがあれば、しっかりとやっておいてください。自分にできることをすべてやっておくことで、心配の要因を減らすことができます。『人事を尽くして天命を待つ』という言葉もあるように、やるだけのことをやったら後は待つしかありません。
仕事であれば、資料作成や予行演習などをやっておきましょう。それさえやっておけば、もう何もしなくても良いです。余計な心配は無意味ですから、楽観的に構えるようにしてください。ちゃんと準備ができれば、それが自信に繋がるはずです。
誰かに相談する
何か心配事があるときに、一人で悩んでいても解決しません。一人だとどんどん悪い方向へ考えてしまうので、不安が大きくなってしまうわけですね。なので、自分の友達や家族など、信頼できる人に相談してください。
そうすれば、簡単に解決するかもしれません。自分にとって大きな悩みであっても、他人からすると些細なことだったりするわけですね。だから、相談することで即座に答えが見つかることも少なくありません。
また、自分の悩みを打ち明けるだけでもスッキリするので、答えが出なくても意味はあります。ですから、一人で悩むのではなくて、誰かに相談してみましょう。
今に集中する
心配性の人は、過去や未来に意識が向いています。つまり、過去のトラウマや将来の不安について考えているわけですね。でも、そんなことを考えたとしても、何も変えることができません。無意味なことは、考えないようにしましょう。
我々が行動できるのは、今しかありません。今この瞬間に集中することで、余計な心配はしなくて済むわけです。ですから、自分のやるべき作業に没頭してみてください。そうすることで、心配性な性格は改善することができると思います。
以上、心配性な性格を直すための方法を紹介しました。余計な心配をするとストレスが溜まるだけですし、精神衛生としても良くありません。ですから、ストレスフリーに生きるためにも、気楽に考えられるようになりましょう。
photo credit: anguish