仕事がデキる人とできない人の違いとは?両者の特徴を比較してみました。
2016/05/06
社会に出ると、色々な人と出会いますよね。その中でも、いつもテキパキ行動して周りの人からの信頼を集める人がいると思います。そういった人は仕事が早いので、安心して任せることができるでしょう。
一方、要領が悪くて全く仕事ができないという人もいます。何度もミスをするので、周りに迷惑を掛けることも少なくありません。同じ人間なのに、仕事がデキる人とできない人に分かれてしまうのは不思議ですよね。
しかし、しっかりと人間観察をしてみると、それぞれには特徴があることが分かりました。なので、その特徴を知ることで、自分も仕事がデキる人になれるかもしれません。以下で紹介しますから、参考にしてみてください。
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仕事ができない人の特徴とは?
メモを取らない
仕事ができない人は、物覚えが悪いですよね。その理由として、メモを取らないということが挙げられます。普段からメモを取る習慣が無い人は、会議やプレゼンなどでもウッカリ聞き逃すことが多いわけですね。
そのため、大切なことを忘れてしまって、何度も周りの人に同じ質問を繰り返すということになります。なので、常にポケットにメモ帳を忍ばせておいて、いつでも記入できるようにする必要があるでしょう。
また、メモを取ったまま忘れることが多いので、週に一回はメモの整理をしなくてはいけません。あまり時間が経ちすぎると、何を書いたのかを忘れてしまうので注意してください。
知ったかぶりをする
プライドが高い人は、素直に「分かりません」と言えない傾向にあります。だから、何でも知っているようなそぶりを見せてしまって、実力以上の仕事を引き受けてしまう可能性があるわけですね。
自分を大きく見せることに必死になると、周りに嘘をつくことになり自分が追い込まれてしまいます。どんどん立場が苦しくなってくるので、「分かりません」「できません」と素直に言えるようになりましょう。
自分の器に合った仕事を確実にこなしていけば、自然とレベルアップしていくことができます。仕事のスキルは上がっていくものですから、背伸びはしない方が良いですね。
目先のことしか見えない
目の前の仕事に追われてしまって、長期的な視点が持てない人がいます。こういった人は、行き当たりばったりで行動してしまうので、計画通りに仕事を進めることができません。だから、納期に遅れてしまったり、周りの人との連携が取れなくなってしまいますね。
これを防ぐには、仕事の全体像を見渡しておく必要があります。そうすれば、作業の優先順位や所要時間などを予測することができるので、計画的に仕事を進めることができるわけです。こういった視点が無ければ、いつも時間に追われることになるでしょう。
責任感が無い
仕事に対して責任感を持っていなければ、スキルアップをすることができません。責任を負わされるのを避けているだけだと、簡単な作業にしか興味を示さないからですね。だから、キャリアが長かったとしても、スキルが伴っていないということになります。
ちゃんと責任感を持って仕事に取り組んでいるなら、重要な作業にも率先して取り組むようになるはずです。だから、高度なスキルを身に付けることができ、自分のスキルアップに繋がるということですね。自己成長をするためには、責任感が必要だといえます。
失敗を気にしすぎる
たった一度の失敗を気にしてしまって、仕事が手につかなくなる人がいます。確かに反省することは大切ですが、いつまでも気にしてしまうのは問題です。過ぎたことはサッパリ忘れてしまわないと、消極的な行動しかできなくなってしまうわけですね。
特に、失敗を恐れるようになってしまうと、仕事をするのが怖くなってしまいます。すると、自己成長に繋がりませんから、どんどん仕事ができない人間になってしまうわけですね。悪循環にハマってしまうので、過ぎたことは気にしないことが大切だと言えるでしょう。
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仕事がデキる人の特徴について
整理整頓ができている
仕事がデキる人は、デスクの周りやカバンの中などが整理整頓できています。ちゃんと整理整頓がされていることで、モノを探すときの手間を省くことができるわけです。また、スペースが広くなり集中力も高くなるので、仕事の効率もアップさせることができます。
机の上が散らかっていると、視界に入る情報量が増えます。そうすると、脳にストレスが溜まってしまい、集中力が落ちてしまうそうです。なので、不要なものは出来るかぎり無くすことで、目の前の仕事に集中できる環境を作ることができます。
机が汚い人が多いですが、それだと大切な書類などを紛失するかもしれません。そういったものを探す時間が無駄になるので、日頃から整理をしておく必要があるでしょう。
レスポンスが早い
取引先などからの問い合わせに対して、すぐに返事ができることは大切です。返信が早いことで、相手からの信頼も高くなるでしょう。レスポンスが早い人は、仕事がデキるという印象を与えることができます。
メールや電話をしたとしても、その返事が異常に遅いことがありますよね。そうすると先方は不安になりますし、印象も良くありません。特に、ミスをしたときのフォローが遅くなると、一気に信用を落とす可能性があります。だから、先方を待たせないために、デキるだけ早いレスポンスを心掛ける必要があるでしょう。
作業を細分化できる
作業内容を細分化することで、効率的に仕事を進めることができます。細かく分けることができれば、「自分でやること」や「他人に任せること」など、どのように進めるべきかを見分けることができるはずです。
さらに、作業ごとの優先順位も明確になるので、重要な仕事から終わらせることができます。だから、締め切り直前になって焦ることはありませんし、余裕を持って作業を進めることができるということですね。
完璧にこだわらない
仕事がデキる人は、完璧にこだわりません。100点の成果を目指すのではなくて、常に80点ほどの成果を出すことを考えています。これはダメなことだと思われがちですが、「80点以下のものを出さない」と言い換えることができます。
一方、仕事ができない人は、いつも100点を出そうと頑張っています。でも、完璧にこだわり過ぎてしまうと、他のことが疎かになってしまったり、必要以上に時間が掛かってしまったりします。なので、Aの仕事では100点に近い成果を出せても、同時進行のBの仕事に関しては50点しかないといったことが起きるわけです。これだと、本末転倒ですよね。
だから、どんな仕事に対しても80点以上を取れる方が、社会では求められるということです。ですから、完璧にこなそうとするのではなく、常に合格点を目指すという姿勢が大切ですね。完璧を目指しすぎると中途半端になるので、十分に注意をしてください。
全体を俯瞰することができる
仕事の全体像を把握しておけば、要領良く仕事をこなすことができます。目先の仕事に捉われることがないので、何から手を付ければ良いのかを把握することができるわけです。だから、仕事の効率が圧倒的に良くなりますね。
これができない人は、無計画に作業を進めることになります。目に入ったものから順番にこなしていくので、重要な仕事を後回しにしたりするわけです。これだと、明らかに効率が悪いですから、重大なミスを起こすかもしれません。ですから、作業に入る前に、全体の状況を把握しておく必要があるでしょう。
以上、仕事がデキる人とできない人の特徴について紹介をしました。これらを参考にして、自分の仕事ぶりを振り返ってみてください。仕事がデキる人の特徴を身に付けることができれば、スキルアップに繋げることができるはずです。
photo credit: handshake