幸福感を得るために必要な5つのこと。自己否定感が強い人は必見です!
2016/05/06
今の自分に満足している人は、驚くほど少ないですよね。誰でも何かしらの不満を持っているはずですし、自分のことを嫌いだという人もいると思います。そういった不満があることで、モチベーションにすることができる人なら良いでしょう。
しかし、自分への不満によって卑屈になってしまう人は要注意です。卑屈になってしまうと、何もかもが上手くいかなくなるので気を付ける必要があります。なので、自分自身に満足することができるように、考え方を変えるようにしてください。
ここでは、満足感を得られるための秘訣を紹介します。
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自己否定によるリスクとは?
自分のことを否定してしまうと、大きな成果を出すことが難しくなります。あるデータによると、自己否定が強い子供ほど学力が低い傾向にあるそうです。満たされていなければ、学習による結果も変わってくるわけですね。
子どもが「自分はダメな人間だ」として自分を卑下してしまう感情(自己否定感)は、学力上位層ほど低い。
引用:ベネッセ
また、自己否定が強い人ほど、不安感やストレスを感じやすいという研究結果もあります。精神的に不安定となってしまうので、人間関係のトラブルやモチベーションの低下などを招くかもしれません。
不安気質は自己否定感・GHQ12・執着気質・新奇気質と正相関が認められた。また、現在喫煙している者は不安気質の発現認知が低かった。因果モデルより、ストレス気質発現認知が高い人は自己否定感が高く、精神健康度を悪化させていた。
引用:日本禁煙学会
このように、自己否定をしてしまうと、色々な悪循環になるので気を付ける必要があります。仕事や勉強で結果が出ないときには、自分を否定していないかを確認してみましょう。
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幸福感を得られるための5つの秘訣
自分を認める
幸福感を得るための第一歩は、自分を認めるということです。自分のことを認めて、さらに尊重してあげるようにします。そうすることで、少しずつ自信を持てるようになるでしょう。どんな小さなことでも良いので、自分のことを認めてみてください。
たとえば、「今日は早起きできて良かった」「締め切りまでに資料が間に合った」など、どんな小さなことでも構いません。このような自己承認を繰り返すことで、自分への自信が湧いてくるわけです。
また、自分の肯定感と他人からの評価は比例すると言われています。つまり、自分のことを好きになるほど、周りの人からも好かれるということですね。人間関係が円滑になりますから、積極的に自分を認めるようにしてください。
ネガティブな言葉を使わない
ネガティブな言葉が、口癖になっている人がいます。たとえば、「でも」「だって」などの逆説や「嫌」「できない」などの否定語です。こういった言葉を繰り返していると、潜在意識の中にネガティブが刷り込まれてしまいます。
自分では認識していなくても、どんどん気持ちが落ち込んでしまうわけです。言葉によって人の心は変わってしまいますから、日頃からポジティブな言葉を使うようにしましょう。たとえば、他人のことを否定せずに肯定することを意識したり、「楽しい」「できる」などの前向きな言葉を多用するということですね。
それを意識するだけで、自分の気持ちも変わってくると思います。
他人のせいにしない
人は一般的に、良いことは自分の手柄、悪いことは他人のせいにする傾向があります。だから、何かの失敗をしたときには、他人のせいにしてしまうことが多いわけですね。でも、他人を恨んだとしても、余計にストレスが溜まってしまいます。
なぜなら、他人を変えることはできないからです。他人を責めても自分の思い通りにはならないですから、それでストレスを感じてしまうことになります。これだと、何も解決することはありません。
だから、もっと生産的なことに頭を使う必要があります。失敗をしたのであれば、「なぜ失敗したのか」「何を改善するべきか」といったことを考えましょう。他人を変えるよりも自分が変わる方が簡単なので、そういった所にフォーカスするべきです。
相手を思いやる
目の前の人を思いやることで、自分自身も豊かになることができます。人は本能的に、他人を喜ばせることに満足するようにできているのです。たとえば、ネットで面白い動画を見つけたとして、友達に見せて笑ってくれたら嬉しくなりますよね。
このように、他人を喜ばせることで満足感を得られれば、それが自分の幸福につながります。だから、自分の利益ばかりを考えるのではなく、相手に目を向けるようにしてください。
また、思いやりを持って行動すれば、周りの人から好かれやすくなります。周りの人から信頼が得られると、自分の幸福感も上がるので覚えておきましょう。
失敗から学ぶ
何かの失敗をするたびに落ち込んでいると、どんどん気が滅入ってしまいます。失敗した時に落胆しないようにするには、そこから学びを得ることが大切です。失敗をしても得るものがあると、落ち込む必要はありません。
自分の成長に繋げることができれば、意味のある失敗にすることができます。自己成長を意識して行動をすると、幸福度が高くなるはずです。なので、転んでもタダでは起きないようにすることが大切ですね。
以上、自分の幸福度を高めるためのコツを紹介しました。感情の起伏が激しい人は、幸福度が低い傾向にあります。なので、些細なことで落ち込んでしまうのなら、幸福度を高めることを意識してみましょう。
photo credit: Being Healthy is Beautiful