劣等感が強い人を変える3つの方法。もう他人との比較で落ち込まない!
2016/05/06
他人と比較してしまって、自分に自信を失ってしまうことってありますよね。「同期のアイツが先に出世した。」「友達が先に結婚した。」という事実があると、妬みや嫉みの感情が生まれてしまうこともあるかもしれません。
でも、そういった感情を持つことは、マイナスしか生み出しません。劣等感がモチベーションアップの材料になる人であれば良いですが、そうじゃない人の方が圧倒的に多いですよね。だから、他人との比較をやめる習慣を付けるようにしましょう。そうすることで、意味のない落胆を防ぐことが出来ますし、人生においてもメリットが多くなるはずです。
そこで、他人との比較を止めるための3つの方法を紹介します。これを日頃から意識しているだけで、他人を気にせず自分の基準で生活をすることが出来るようになります。劣等感が強い人は、仕事にも影響が出ますからね。これをしっかりと覚えるようにしましょう。
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1、自分を認めてあげる
まず、最も重要な要素としては、「自分を認める」ということです。頑張り屋な人ほど、自分を否定する傾向がありますね。自分の出来ていない事や不得意な部分が目についてしまって、どんどん自己否定が加速してしまいます。
もちろん、ハングリー精神を持つことは大切なんですけど、それが逆効果となる場合もありますから注意が必要です。そういった自分に対する否定的な見方が習慣となっていると、周りの人に劣等感を抱いてしまいます。
『隣の芝は青い』というように、他人のことは良い所しか目につきません。なので、自分のダメな部分と他人の良い部分を比較してしまって、それが劣等感となるわけです。だから、自分を肯定してあげる癖を付けないといけないですね。
そのためのトレーニングとして、自分を客観視することが有効です。
まず、今の自分自身が出来ること、出来ないこと、良い所、悪い所などを、思いつく限り紙に書き出してください。「英検2級を持っている」「人の話を聞くことができる」「集中力が無い」「時間にルーズ」など、思ったことをすべて書き出しましょう。
こうすることで、自分のことを客観的に見ることが出来るようになります。自分のダメなところが浮き彫りになって落ち込むかもしれませんが、頑張って書き出してみてください。ある程度の数を出したら、自分の長所と短所が見えてくるはずです。
そこで、ダメな部分はいったん置いといて、良い部分を素直に認めてあげます。そうすれば、自分の価値を自分自身で評価することが出来ます。自分のコアの部分を見つけられるので、他人との比較で悩むことも少なくなります。
2、視点を変えてみる
他人と比較してはいけないと思っていても、それを日々実行するのは大変です。どうしても他人の良い所が目に入るので、比較してしまうことがあるでしょう。でも、そういった場合でも、ちょっと見方を変えるだけで、劣等感を感じにくくすることができます。
たとえば、自分が他人よりも劣っていると感じてしまったら、自分がその人よりも優れている部分を探すようにします。どんな些細な事でも構いません。とにかく、自分の方が優れている部分を見つけるようにしましょう。
そうすれば、「自分の方が優れているから大丈夫だ」と思えるようになります。大切なことは、ネガティブな感情でなく、ポジティブな感情で終わるようにすることです。これを習慣としてれば、落ち込んでしまう心配はないでしょう。
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3.行動パターンを変える
日頃の行動パターンを変えることで、他人と比較する癖を無くすことが出来ます。劣等感を感じやすい人は、日頃から他人と比較する癖が付いてしまっているからです。なので、それを無くすことが出来れば、劣等感は少なくなるはずです。
口癖を変える
まず、やるべきことは「いいなぁ」という口癖を無くすことです。他人を見た時に、「いいなぁ」と無意識に言ってしまう人は注意してください。それだと、他人との比較で自分が下になってしまっているので、劣等感を持ちやすくなります。
もちろん、頭の中で思うだけでもダメなので、こういう癖がある人は意識して改善するようにしましょう。
自分がオンリーワンの存在だと認識する
心の中で優劣をつけてしまうと、そこから自信を失ってしまいがちです。なので、そういった優劣の概念を消してしまうことが大切です。周りと比べるのではなくて、自分自身が固有のオンリーワンの存在だと認めましょう。
世界中を探したとしても、あなたと同じ人間はいません。あなたの代わりになる人間はいないわけですから、それだけで自信を持っていいと思います。優劣の感情を消すという、思考の転換が重要なポイントですね。
苦手な分野で勝負しない
もしも、自分の苦手な分野で勝負した場合、負けるに決まっていますよね。だから、そんなところで勝負してはいけません。自分が得意であり勝てる分野で、勝負するようにしましょう。逆に言うと、苦手な分野で負けたとしても、落ち込む必要は無いわけです。負けて当たり前なんだから。
『努力しなくても勝てる分野で、努力しなさい』
これは、「今でしょ?」でお馴染みの東進ハイスクールの林先生の言葉です。自分の勝てる分野で頑張れば良いわけであって、不得意なところで他人を比較するのは止めましょう。劣等感を持たないためにも、すごく大切なことです。
大切なのは自分自身の意識
劣等感というのは、自分が勝手に作り出した幻想です。客観的に見たら大した差ではないのに、大きな差であるかのように思ってしまう。または、そもそも比較する必要もないのに、比較してしまっている。こういった、幻想を自分で作り出しているだけということです。
そんなことに時間を費やすのではなく、素直に自分の良い所を認めてあげてください。そうすれば、自分のモチベーションも上がりますし、仕事への集中力も高くなるでしょう。それが、結果的に自分の自信につながるわけですから、良い循環を生むことになります。自分の意識で、全てを変えることが出来ることを忘れないでください。
photo credit: Corrie…