人の嘘を見破る方法とは?
2016/05/06
人は、日常的に嘘をつきますよね。悪意を持って嘘をつくことは少ないかもしれませんが、ちょっとした小さな嘘だと頻繁についているはずです。生まれてから一度も嘘をついていない人は、おそらく存在しないでしょう。
でも、他人がついた嘘を鵜呑みにしてしまうと、思わぬ損をすることがあります。中には、騙されてしまって借金を背負う羽目になったり、友達関係が壊れてしまうこともありますよね。なので、相手の嘘を見抜くことができるようにしないといけません。
ここでは、嘘を見破るための方法を紹介します。
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人はなぜ嘘をつくのか?
嘘のタイプとしては、いくつかの種類に分けられます。
自分でも気付いていない嘘
嘘じゃないが、結果として嘘になってしまう
見栄を張るための嘘
相手を騙そうとする嘘
責任から逃れるための嘘
大きく分けると、こういった感じですね。上から4番目までは、特に不利益を生まないので問題は無いでしょう。しかし、下の2つには注意が必要です。悪意を持って人を騙す詐欺師は、至る所に存在しています。
そして、責任逃れの嘘をつく人も、普通の会社にも一杯いますよね。こういった人たちは、自分に不利益をもたらす可能性があるので、十分に注意をしてください。なので、常に警戒心を持って、人の話を聞くようにしましょう。
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嘘を見抜くための秘訣
ボディーランゲージ
嘘をついている人は、体の動きがぎこちなくなります。嘘がバレないように慎重になっていますから、それが行動として現れてしまうわけですね。一般的には、手や腕の動きが小さくなってしまう人が多いです。
不安な気持ちになっているので、本能的に体が小さくなります。また、鼻や口を手で覆う人もいます。これも、不安から口元を見られないように隠しているわけですね。なので、手の動きに注目して相手を見ることで、おかしな点に気付きやすくなります。
視線の動き
相手の目の動きにも、注意しましょう。嘘をついている人は、右上を見る傾向があります。これは、言語を司る左脳が機能することで、右上に視線が移動しやすいからです。だから、嘘を考えている人は、右上に視線が集中します。
また、目が泳いで視線が定まらない人にも注意です。頭がパニックになっていたり、不安になっていると、視線が色々なところへ移動します。なので、目が泳いで挙動不審な動きになっていたら、疑ってみましょう。さらに、目線が下に行きがちな人も、自信の無さの表れですから要注意ですね。
表情
相手の表情にも、注目した方が良いでしょう。眉をひそめるそぶりをする人は、嘘をついている可能性が高いです。これは、不安によるストレスが顔に出ているタイプですね。また、瞬きが多くなっている人も、嘘をつくときの特徴です。
自信無さげな表情は、見ると分かります。だから、気まずそうな顔をしていたら、嘘かもしれないと疑いの気持ちを持ちましょう。さらに、大量の汗をかいている時も、要注意です。嘘をついて緊張が高まっている人は、汗をかくことが多いです。
話し方
相手の話し方が、いつもと違っていたら疑ってみてください。急に早口になったり、ゆっくりになったり、声が上ずったりということですね。明らかに不自然な話し方だったら、嘘をついている可能性が高いです。
また、話の内容が具体的すぎるのもおかしいですね。必要以上に詳細について話すときは、嘘がバレないように不安になっているからです。だから、話し方が過剰に丁寧になったら、少し不審に思った方が良いでしょう。
さらに、別の話題にすり替えるときも、要注意です。話題をすり替えるのは、相手にとって都合が悪いからです。嘘かもしれませんから、気になるなら念入りに確認した方が良いと思います。
以上、嘘を見抜くための秘訣を紹介しました。仲の良い友達でも、急に嘘をつくことはあります。自分を守るためですから、少しでも怪しいと思ったら信じないようにしましょう。分からない嘘も多いですが、見分け方を知っているだけでもメリットがあるはずです。
photo credit: The Wolf