昼寝の効果を最大化する5つのポイントとは?
2016/05/06
昼寝をすることで、脳に良い影響があるのは有名な話ですよね。最近だと、会社で昼寝を許可している所も増えているようです。脳がリフレッシュされるので、仕事の生産性がアップするという理由からです。
睡眠不足が続いてしまうと、疲労が抜けませんから活動が低下してしまいます。だから、仕事や勉強がはかどらなくなってしまうわけですね。ですから、昼寝をしてリフレッシュすることは、すごく重要だといえます。
でも、質の悪い睡眠だと十分な効果を得ることができません。なので、昼寝の効果を最大化するコツを知っておく必要があります。ここでは、昼寝のコツについて紹介をしていきます。
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昼寝をすることで得られる効果とは?
まず、昼寝によって得られる効果をおさらいしておきましょう。ある研究によると、「1時間の昼寝は、夜の睡眠の3時間に相当する」と言われています。短期間で大きな効果が得られますから、覚えておくようにしてください。
具体的には、以下のような効果があります。
- 集中力が増す
- 疲労を回復させる
- ストレスの解消
- 精神的な安定
- 記憶力のアップ
- 学習能力のアップ
- 心臓病のリスク低下
かなり、すごい効果ですよね。仕事や勉強の効率も大きく変わるはずですから、積極的に昼寝をするようにしてください。
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昼寝の効果を最大化するポイント
15~20分位で行う
昼寝をするときは、短時間で行うのが鉄則です。15~20分くらいが最適だと言われていますね。30分以上も寝てしまうと、睡眠が深くなりすぎてしまいます。なので、起きた後も眠気が取れなかったり、頭がボーっとすることがあります。
それだと、逆に集中力やモチベーションの低下に繋がるので、注意するようにしましょう。睡眠時間が長すぎると、逆効果になってしまうというわけですね。短時間でサクッと昼寝することで、脳の働きを最大化することができます。
20分程度の昼寝なら、会社の昼休憩でもできますよね。ちょっとした空き時間を利用できますから、集中力が下がったと思ったら昼寝をしてみるのも良いかもしれません。
午後3時までに行う
「昼寝」というくらいですから、昼ごろに行うのがベストだといえます。遅くても、午後3時までに行うようにしましょう。それ以降だと、睡眠のサイクルが崩れる恐れがあるからですね。夜に寝られなくなる可能性があるので、睡眠不足の原因となってしまいます。
大抵の場合、お昼ご飯を食べると眠くなるので、その時に昼寝をするようにしてください。そうすれば、睡眠サイクルを壊さずにすみますから、生活に支障が出ることもありません。また、午後の活動を集中して行うためにも、14時前までには昼寝をした方がいいでしょう。
午前と午後の活動がスムーズに進むように、自分なりに工夫をすることが大切だといえます。
昼寝前にカフェインを摂る
コーヒーや紅茶など、カフェインを含むもの飲むと起きた後に頭がスッキリとします。カフェインには、脳を興奮させて集中力を高める働きがあります。摂取してから30分くらいで効果が出始めるので、昼寝前に飲むことで起きてすぐ脳が活発に動き出すわけです。
昼寝後にすぐ活動できますから、かなり効率よく仕事ができるようになります。最近だと、エナジードリンクが流行っていますよね。こういった飲料にもカフェインが含まれているので、昼寝前に飲むと良いでしょう。
コーヒーが苦くて飲めない人は、エナジードリンクを活用するのがおススメです。コンビニなどで手軽に変えますから、使ってみてください。
体をリラックスさせる
昼寝中には、体に負担が無い状態にしましょう。体をリラックスさせてあげることで、昼寝の効果を最大にすることができます。たとえば、ネクタイやベルト、時計を外したり、靴を脱ぐなどと言ったことですね。
そして、アイマスクや耳栓などがあるとベストです。光や音を遮断することで、質の高い睡眠を取ることができるようになります。体に負担があると眠りが浅くなるので、十分な効果が得られない可能性があります。
ですから、自分なりのリラックスできる方法を見つけるようにしてください。
体を横にしない
上記のリラックスすると矛盾しますが、昼寝は体を横にしてはいけません。横になって寝ると落ち着きますが、それだと眠りが深くなりすぎてしまいます。なので、起きるのが辛くなってしまって、寝すぎてしまうことがあるわけですね。
ベストな体勢としては、学生が授業中に寝るスタイルです。机に座ってうつ伏せになって寝るということですね。これだと、浅い眠りを維持することができるので、脳をすっきりとリフレッシュすることができます。
リラックスしすぎてもダメだということを、覚えておくようにしましょう。
以上、昼寝を効果的に行う方法を紹介しました。これを知っていれば、仕事や勉強の効率も飛躍的に高くなるはずです。健康にも良い事ですから、積極的に昼寝をするようにしてください。病気のリスクを減らすこともできます。
photo credit: mathowie