睡眠の質が人生を決める!深い睡眠をとるための5つの方法
2016/05/06
仕事が忙しい人は、満足な睡眠をとれないことが多いかもしれません。週末に一気に寝だめして、また仕事をするといったサイクルになる人も少なくないですよね。でも、それだとせっかくの休みを無駄にしてしまいますし、仕事の効率が良いとは言えません。
あるビジネスマンを対象としたデータでは、満足のいく睡眠が取れている人は20%しかいないという結果となっていました。つまり、ビジネスマンの80%は、睡眠不足になっているということです。
さらに、別のデータでは、満足のいく睡眠がとれた時のパフォーマンスが100%とすると、睡眠不足時のパフォーマンスは、55%まで落ちるという結果が出ています。睡眠時間が足りなければ、パフォーマンスが半分近くまで下がるということです。
これは、仕事をするうえでは、かなり大きな問題ですよね。ちゃんと寝ておかないと、業務に重大な支障があるわけです。でも、どうしても時間が無くて眠れない人も多いですよね。長時間労働であれば、仕方ない部分もあります。
そういった場合には、睡眠の質を高めるように工夫をしましょう。短い時間であっても深い睡眠をとることが出来れば、効率よく仕事をすることが出来るはずです。パフォーマンスを最大化するためにも、非常に大切なことですよ。
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質の高い睡眠をとる5つの方法
毎日、同じ時間に寝て・起きる
毎日同じ時間に睡眠をとっていると、生活のリズムが安定してきます。これが慣れてくると、体の中にサイクルが出来るので、目覚ましが無くても起きることが出来るようになります。深い眠りが出来るようになりますから、短い睡眠でも効率よく疲労回復が出来るはずです。
朝起きたら太陽の光を浴びる
人の体内時計は、25時間周期だと言われています。なので、そのままにしておくと、毎日ズレていってしまいます。ですから、体内時計をリセットするために、朝起きてから太陽の光を浴びるようにしてください。そうすれば、交感神経が刺激されて脳の覚醒で、体内時計が調節されるようになります。朝日を浴びることを毎日の習慣にしていれば、自然と夜に眠たくなっていきますよ。
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空いた時間に睡眠
睡眠不足だと、日中に眠くなりますよね。特に、昼ご飯を食べた後なら、なおさらです。そういった時には、数秒から数十秒の睡眠をしてください。これは、マイクロスリープと言われますが、数秒の超短時間であっても目をつむっているだけで、疲労回復が望めます。
よく噛んで食べる
ご飯をよく噛んで食べることで、消化が良くなりまります。そうすれば、臓器の負担を少なくすることが出来るので、体の負担が減り短時間睡眠でも疲労回復しやすくなります。また、しっかりと噛むことで満腹感を得やすくなるので、ダイエットにも効果的です。良いことばかりなので、日頃から意識をしてください。
寝る3~4時間前に夕食を済ませる
食べたものが消化されるまでには、3時間程度かかると言われています。なので、寝る3~4時間前には夕食を食べるようにしましょう。寝る前に食べてしまうと、胃の動きが活発になってしまうので、眠れなくなってしまいます。だから、夕食の時間にも気を付けてください。
寝る前のパソコン・スマホを避ける
人が眠たくなるためには、メラトニンというホルモンが必要となります。これは、夜中になると自然と分泌されるものですが、強い光を浴びてしまうとメラトニンの分泌が止まってしまいます。特に、パソコンやスマホの光は、目に刺激を与えすぎます。
ですから、寝る前に使用すると、メラトニンが分泌されずに眠れなくなってしまうことがあるんです。なので、夜中に電子機器を使用することは、なるべく避けて下さい。
睡眠の質で人生が変わる
人は1日の3分の1ほどを、睡眠に使っています。つまり、人生の3分の1を睡眠に使っているともいえるわけです。そう考えたら、ものすごいことですよね。だから、質の高い睡眠をとることは、人生においてかなり意味のあることだと思います。
意識的に睡眠の質を高める努力をしても、全く損はありません。仕事をするうえでも、メリットが高いと思いますから、ぜひとも睡眠法を身に付けてください。
photo credit: Michael Sissons