ストレス耐性を強化するための6つの方法
2016/05/06
我々は、日常生活でストレスを溜めやすいですよね。なので、定期的にストレスを解消していかないと、体に不調をきたしてしまうかもしれません。最悪の場合、うつ病などになる危険もあるので注意が必要ですね。
しかし、それ以上にストレスを溜めない体質になることの方が重要だといえます。最初からストレスが溜まらないのであれば、嫌な思いをしなくて済みますよね。だから、ストレス耐性を高めることができるように、普段から意識をしましょう。
ここでは、ストレス耐性を高める秘訣を紹介します。
スポンサーリンク
ストレスを溜めこむ弊害とは?
まず、ストレスが溜まると、体にどんな悪影響があるでしょうか。色々なデメリットがありますから、理解をするようにしてください。具体的には、以下の通りです。
- 気分が落ち込む
- 好きなことでも楽しめない
- 食欲の減退
- 不眠症
- イライラしやすくなる
- 疲労が溜まりやすい
- 集中力が下がる
メンタルが疲弊してしまうので、気分が下がったり集中できなくなってしまいますね。なので、仕事や勉強などの邪魔となります。日常生活にも支障をきたすようになるので、十分な注意が必要だといえます。
スポンサーリンク
ストレス耐性を高める方法
精神的な柔軟性を持つ
ストレスを溜めやすい人は、何事にも真面目すぎる傾向にあります。だから、些細なことでも、それが許せずにストレスに変わるわけです。なので、逆に「失敗しても良い」と開き直るようにしてください。
失敗しても何度でもやり直せるわけですし、完璧にできなくても良い場合が多いです。何が起きても正面から受け止めずに、軽く受け流すようにしましょう。そうすれば、ストレスなどが溜まりにくくなるはずです。
マジメすぎても良くないので、少しくらいは開き直ることが大切だといえます。
他人と比較しない
自分と他人を比較して、ストレスを溜めてしまう人は多いですよね。隣の芝は青く見えがちですから、他人のことは自分よりも優れて見えるわけです。だから、ストレスを感じるのは当然ですよね。
これを防ぐには、他人を見ないということが大切です。周りの人を見ると、無意識に自分と比較してしまいます。だから、最初から見ないということが重要なんですね。こうすると、自分の成長だけにフォーカスされますから、余計なストレスも感じません。
特に、嫉妬深い人であれば、周りに左右されるのは止めにしましょう。
周りに助けてもらう
何でも自分一人で解決しようとすると、ストレスが溜まる原因となります。上手くいかないことが多いでしょうし、時間も余計に掛かってしまいますから。そういった時には、周りの人に助けてもらうようにしましょう。
上司や同僚の助けがあれば、すぐに仕事を終わらせることができますよね。そして、自分の負担も少なくなりますから、圧倒的にストレスが少ないわけです。周りと上手く協力することは重要なので、出来るかぎり意識をするようにしてください。
運動をする
ジョギングやウォーキングなど、日常的に運動をする人はストレス耐性が高いと言われています。これは、運動をすることで、脳の海馬が発達してストレスを抑える働きをするからです。なので、普段から体を動かすようにすれば、ストレスの少ない生活が送れそうですね。
また、良質な睡眠と組み合わせると、効果が倍増すると言われています。よく体を動かして、よく寝ることで、ストレスに強い体質になることができます。健康にも良い事ですから、体を動かす習慣を付けましょう。
自分を知る
自分にとって、何がストレスの原因となるのかを探りましょう。人によって、ストレスを感じる要因は異なります。だから、自分の特性を知ることが大切なわけです。それが分かっていれば、ストレスを未然に防ぐことができますよね。
そのためには、色々な経験をするしかありません。日常生活でストレスを感じたら、それをメモするようにしましょう。そうすれば、自分が弱い状況や刺激などが見えてくるはずです。こうやって、自分を知ることが、何よりも大切だということですね。
多くを望まない
自分や他人に対して、多くのことを望まないようにしましょう。期待が過度に大きすぎると、上手くいかずに落ち込んでしまいます。自分の期待以上の成果は出しにくいので、最初から期待しないことが大切です。
人生では思い通りになることが少ないので、できなくても仕方ないと思うようにしないといけません。こういった形でストレスを押さえれば、のびのびと行動できるようになります。そして、その方が成果を出しやすくなるわけです。なので、過剰な期待を抑えるようにしましょう。
以上、ストレス耐性を付ける方法を紹介しました。些細なことで怒りっぽい人は、ストレスを溜めこんでいる可能性があります。ですから、耐性を身に付けることで、自分の中のストレスを大きくしないようにしてください。
photo credit: Stephen Poff