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体に悪いから危険!?食後にやってはいけない8つのこと

      2016/05/27

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人間は毎日、食事をしなくてはいけません。基本的には、朝昼晩の3度の食事をしますよね。食事は生きていくために必須の行為ですから、毎日必ず行わなくてはいけないわけです。

しかし、食べた後の行動によっては、逆に健康を害してしまう可能性があります。

  • 食後の運動
  • 食後の睡眠
  • 食後の一服

など、食事をした後に、何か習慣を持っている人も多いでしょう。ただ、それらの行動が体に悪い可能性もあるので、十分に注意する必要があります。

ここでは、食後にやってはいけを紹介するので、参考にしてみてください。

食後にやってはいけない8つのNG行為

運動をする

食後に運動した時に、わき腹が痛くなったことはありませんか?

これは、体内で血液が不足することによる痛みです。食事をした直後は、消化をするために体内の血液が胃や腸に集まります。これによって、胃腸が活発に活動して消化酵素を分泌するので、食べたものが消化吸収されるわけです。

しかし、食後に運動をすると、筋肉を動かすために緊急で血液が必要となります。すると、胃腸に回すべき血液が奪われてしまうのですね。そこで、足りない血液を脾臓から無理に絞り出そうとして、わき腹が痛くなってしまいます。

また、胃がいっぱいの状態で揺さぶられるので、それが痛みを伴うことがあります。胃酸が食道に上がってしまい逆流性食道炎になる可能性もあるでしょう。

なので、運動をするのであれば、2時間ほど休むようにしてください。そうすれば、消化が落ち着いているはずですから、血液が足りなくなることはありません。

フルーツを食べる

食後のデザートとして、フルーツを食べる人は多いでしょう。実は、これも良いことではありません。

通常、フルーツを食べると、胃をスルーして20分程度で腸までたどり着きます。果物類は、胃ではなく腸で消化されるからですね。

しかし、食後にフルーツを食べた場合、他の食べ物で詰まってしまい胃の中で留まることになります。そうすると、消化不良を起こす原因となるわけです。さらに、胃酸と混ざったフルーツはガスを発生させるので、胃腸の働きを悪くします。

ですから、食後1時間程度は、果物類を口に入れるのは止めてください。

紅茶を飲む

紅茶に含まれるポリフェノールやタンニンは、野菜などと混ざることで鉄分の吸収を阻害してしまうそうです。なので、食後すぐに紅茶を飲んでしまうと、鉄分不足になりやすくなります。

厚生労働省による「国民栄養調査」によると、日本人女性の鉄分摂取量が少ないことが分かりました。生理によって多量の鉄分が失われるので、鉄分不足になりやすいからですね。

ですから、貧血やめまいなどになりがちな人は、食後の紅茶が原因となっているかもしれません。

寝転がる

「食べてすぐに寝ると牛になる」という迷信がありますよね。もちろん、牛になることはありませんが、食後に寝転がると胃酸が逆流することがあります。すると、逆流性食道炎になってしまって、胸焼けなどが起きてしまうでしょう。

ただし、体の右側を下にすることで、胃の内容物を腸に送りやすくなるようです。なので、どうしても横になりたいときには、体の向きに注意してください。特に、食後は眠くなるので、変な向きで寝てしまうと胃酸で胸がムカムカしてしまいます。

お風呂に入る

お風呂に入ることで、血行が促進されます。

しかし、全身に血液が回るために、内臓への血流が少なくなる傾向にありますね。そのため、内臓の活動が弱くなってしまい、消化不良を起こす可能性が高いです。便秘や栄養失調の原因にもなるでしょう。

また、心臓への負担も大きくなりますから、特に高齢者の方は注意が必要です。なので、食後にお風呂に入るのであれば、1時間ほど経ってからにしましょう。お腹のハリが落ち着いてきたのを見計らって、お風呂に入るようにしてください。

タバコを吸う

喫煙者の多くは、食後の一服を楽しみにしている人が多いはずです。食べた後のタバコは美味しいかもしれませんが、危険性が高くなるので注意してください。

食後にタバコの煙を吸い込むと、過敏性腸症候群や胃潰瘍を引き起こす原因になることが知られています。また、食後のタバコは、平常時のタバコ10本分に相当するほど有害だというデータもありますね。

タバコは百害あって一利なしですから、なるべく吸わないようにしましょう。

歯を磨く

食後すぐに歯を磨くことで、歯の表面のエナメル質を傷つけてしまいます。

これは、食事に含まれている酸が、歯磨きによって歯に侵食してしまうからです。なので、歯が腐食してしまって、虫歯になりやすくなるわけですね。これを避けるためには、食後30分以上経ってから歯を磨くようにしてください。

ただ、朝の出勤前などでは、時間が少ないでしょう。そういった時には、軽いうがいのみで済ませるようにしてください。リステリンなどのうがい薬を使えば、うがいだけでも口内を清潔にすることができます。

後は、会社に行ってから歯を磨くのがおススメです。

マッサージ

会社の昼休憩などに、昼食後にマッサージを受けるサラリーマンの人がいます。日頃の疲れを取るために良いことですが、血行が良くなりすぎて内臓に血液が回りにくくなってしまいます。なので、食後すぐのマッサージも控えたほうが良いでしょう。

食後2時間以上経過してからが望ましいですから、仕事終わりの帰宅前などに行くようにしてください。オフィス街にはマッサージ店が多いので、夜遅くまで開いている所もあります。

せっかくマッサージを受けるのなら、食後を避けた方が効果は高くなりますよ。

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なぜ食後に眠くなってしまうのか?

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会社で昼食を食べた後、午後から眠くなることがありますよね。朝や晩と比べると、昼食後だけが特に眠くなってしまいます。

これは、人間の体が12時間周期で活動しているからで、規則正しい生活をしていれば14~16時に眠気が襲ってくるからです。脳を休ませるために眠気が誘発されているので、特に問題があるわけではありません。

また、満腹になるとレプチンというホルモンが分泌されますが、これに眠気を誘う効果があります。食後に急に眠くなるという人は、レプチンの働きであることが多いでしょう。

ただし、目を開けていられないほどの異常な眠気がある場合は、糖尿病を発症しているかもしれません。

血糖値が急激に乱高下すると、脳が休息を求めるために眠気が起きます。強い眠気は糖尿病の症状の一つですから、異常を感じたら病院で診察を受けるようにしてください。

食後に腹痛になってしまう原因とは?

ご飯を食べると、いつもお腹が痛くなる人がいますね。下痢になってしまって、トイレに駆け込むこともあるでしょう。

食後の腹痛の原因としては、胃腸に問題がある可能性が高いです。

過敏性腸症候群

大腸の運動や分泌機能に異常が生じることを「過敏性腸症候群」と言います。腸が過敏になってしまう症状のことで、20~30代の若い人に多いようです。

ストレスや緊張、タバコの吸い過ぎなどで、腹痛や下痢をもよおしてしまいます。プレッシャーを感じるとお腹を壊す人がいますが、これも過敏性腸症候群の症状ですね。

基本的には、放置しておくと治りますが、一週間以上続くようであれば病院へ行った方が良いと思います。

暴飲暴食

食べ過ぎや飲み過ぎをすると、内臓への負担が大きくなり消化不良を引き起こしてしまいます。胃酸が上手く分泌されないために、お腹が痛くなってしまうわけですね。

また、唐辛子やカフェインなど刺激性の強いものを食べることでも、腹痛の原因となることがあります。なので、食事の際は腹八分目くらいに抑えて、刺激の少ないものを食べるようにしてください。

食後に吐き気が起きる原因とは?

食事をした後に、猛烈な吐き気に襲われることはありませんか?

せっかく食べたのに、すべて吐き出してしまったら意味がありません。色々な原因が考えられるのですが、一般的には次のようなものが考えられます。

逆流性食道炎

食べてすぐに運動をしたり寝転がったりすると、胃酸が食道を逆流することがあります。これは、逆流性食道炎と呼ばれる症状で、胸やけや吐き気の原因となるものです。

また、強いストレスを感じると胃酸の分泌が過剰になるので、それが原因となってしまうこともありますね。なので、生活習慣や私生活を変えてしまうことが、根本的な解決方法だといえます。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃酸や消化酵素によって、胃や十二指腸の粘膜が溶けてしまう症状のことです。ストレスが原因となっていることが多く、食後に腹痛と吐き気が起きることが特徴ですね。

また、ストレスによって胃酸の分泌が多くなると、胃腸が荒れてしまって胃炎になることもあるでしょう。胃腸は精神的な影響を受けやすいので、適度にストレスを発散させる必要があります。

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食後にやった方が良い3つのこと

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ゆっくり休憩する

一番おススメなのが、ゆっくりと休憩するということですね。食後は内臓がフル活動していますから、余計なエネルギーは使わない方が良いでしょう。何もせずにじっとしていることで、すべてのエネルギーを消化のために使うことができます。

なので、消化不良を起こしにくく、食べた栄養を効率よくエネルギーに変換することができるわけです。胃腸への負担を和らげることができますから、内臓を健康な状態に保てるでしょう。

特別な用事が無いのであれば、テレビなどを見ながらボーっとしておいてください。

軽い運動をする

食後1時間ほど経過したなら、ストレッチやスクワットなどの軽めの運動をおススメします。食事をした後は、血液によって糖分や脂肪分が全身へと運ばれます。そのままだと、余った栄養素が中性脂肪に変わってしまうでしょう。

なので、それを避けるために、軽めのエクササイズをしてみてください。そうすることで、血中の栄養素を消費することができるので、脂肪の蓄積を抑えることができるはずです。

ジョギングなどのハードな運動は必要ないですから、ジワリと汗をかくくらいの軽めの運動をしてみましょう。

勉強をする

食事をした後は、記憶力が向上することが分かっています。実は、血糖値が高くなることで、脳内のシナプスの働きが活発になるわけですね。シナプスは記憶を司る器官ですから、これが活発になれば記憶力が向上するということです。

なので、勉強をするのであれば、食事をしてからの方が良いでしょう。ただ、食後は眠くなりやすいですから、どうしても眠くなったら20分ほどの仮眠を取ってください。横にならずに、椅子に座ったままで寝るようにします。

記憶力は食後2時間ほど向上しているので、その時間は勉強にあてるのが効果的だといえますね。また、勉強の効率を高めるために、DHAやEPAなどのサプリメントを摂取することをおススメします。脳がスッキリして、知識が頭に入っていきやすいです。

DHA・EPAサプリメントの選び方

以上、食後にやってはいけないことについて紹介しました。

自分でも気付かないうちに、習慣となっていることもあるかもしれません。そういったことを止めるだけで、体調が良くなることがあるでしょう。なので、知識として覚えておいてください。

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