うっかりミス・ケアレスミスが多い人の対処法とは?
2016/05/06
仕事で、何かミスをしたことはありませんか?人は誰でも、少なからずミスをするものです。疲れが溜まっていたり、急いでいたりすると、ミスをする可能性が高くなります。しかし、簡単なミスは、出来るかぎり防ぎたいですよね。
なので、ミスを防ぐための対策を知っておく必要があります。小さなミスが重大な問題につながることもありますから、日頃から気を付けるようにしましょう。大切なことは、ミスをしない環境を作ることです。
ここでは、ケアレスミスを防ぐための方法を紹介します。
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ミスをしやすい時とは?
疲れている時
徹夜が続いていたり、十分な休みが無かったりすると、疲れが溜まってしまいますよね。そういった状況の時には、判断力や注意力が低下しがちです。なので、常識では考えられないような簡単なミスをしてしまったりすることがあります。なので、体調管理は万全にしておかないといけません。
目標が曖昧な時
仕事のゴールが見えなかったり、どういう意図なのかを把握していないと、ミスを誘発する原因となります。全体的な流れを知ったうえで仕事をすれば、ミスが起きる可能性を減らすことができるでしょう。
慣れてきた時
何でもそうですが、慣れた時が一番危ないと言われています。仕事に慣れてくると自分の力を過信してしまうので、本来のプロセスを飛ばしたり、我流の方法で仕事をしてしまいがちです。そうなると、ミスが起こりやすくなるので気を付けましょう。
急いでいる時
焦って仕事をしていると、チェックが疎かになります。また、仕事も雑になってしまうので、全体のクオリティが下がってしまいます。なので、どんな時でも丁寧に仕事をするようにしましょう。早くやっても、ミスがあれば意味がありません。なので、クオリティを重視することが大切です。
周りから良く思われようとしている時
自分を良く見せようと虚勢を張っていると、ミスをしやすくなります。そういう時には、仕事への集中力が下がっていますから、気を付けるようにしましょう。仕事以外に意識が行っていると、ミスの原因となりますね。
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ケアレスミスを防ぐ5つの方法
ミスの記録を残す
何かのミスをしたとしたら、それをメモしておきましょう。それが溜まっていくと、自分のミスの傾向が分かるようになります。そうすれば、仕事中にもミスをしやすい個所が見つかるので、そこに気を付けることでミスを防げるわけです。
また、間違えそうな箇所をチェックリストにするのも良いですね。それを確認しながら仕事をすれば、的確にこなすことができるようになります。さらに、定期的に反省を繰り返すことで、ミスをしにくい体質になることもできます。
言語化してみる
実際に声に出して、内容を確認することも大切ですね。「資料OK」「印鑑OK」「コピーOK」など、声に出すことで的確に確認することができます。実際、駅員さんなども指差し確認で、声を出して安全確認していますよね。
声を出して耳で確認することで、脳が活性化されるわけです。ボーっとしてミスをすることも無くなるので、ここぞという時には声に出して確認をしてみましょう。
ダブルチェックをする
個人だけでミスを減らすのには、限界があります。なので、上司などに確認してもらうことも大切ですね。他人の目が入ることで、自分では気付かないミスを見つけることができます。重要な案件に関しては、こういった確認をすることをおススメします。
また、他人がいない場合は、少し時間を空けて自分で確認しましょう。時間を空けることで脳がリセットされるので、思わぬミスが見つかることがあります。
思い込みを疑う
上司や同僚からの支持を、自分が間違って受け止める可能性があります。伝達ミスによって問題が起きることは多いので、自分の解釈に問題が無いかを確認しないといけません。なので、作業のアウトラインを作ってから、もう一度上司に確認するなどの対策が必要ですね。
自分の思い込みだけで仕事をすると危険なので、確認を怠らないようにしましょう。早期にミスが発見できれば、修正も容易にできますよ。
時間を管理する
人が集中できる時間は、長くても90分くらいが限界だと言われています。なので、適度に休憩を取って、リフレッシュをする必要があります。そうすれば、高い集中力を維持できますから、ミスを防ぐことができますよ。
また、集中力が切れやすい時間帯を把握することも大切です。たとえば、出社直後や昼食後などがそうですね。眠くて集中が切れやすくなりますから、そういった時に重要な仕事を後回しにするなどの対策が必要かもしれません。
以上、ミスを防ぐための方法を紹介しました。こういった対策を知っていると、仕事を円滑に進めることができます。簡単なミスで仕事が止まってしまうと面倒ですよね。なので、極力ミスをしないように心掛けるようにしましょう。
photo credit: ktpupp