何もやる気が出ないときに試すべき9つのこと。仕事や勉強が捗らない人は必見!
2016/05/06
毎日頑張っているのに、その日だけやる気が出ないことがありますよね。特に、試験やプレゼンなどの大事な場面でやる気が出なければ、本来の力を発揮することが出来ません。これだと、失敗してしまう可能性が高くなるはずです。
メンタル面に問題があると、どれだけスキルの高い人でも十分な力を出すことができなくなります。なので、やる気を継続できるように、日頃から意識をする必要がありますね。かなり大切なことですから、覚えておいてください。
ここでは、やる気が出ないときの対処法を紹介します。
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やる気が出ない原因とは?
やりたくないことをしている
人は誰でも、嫌なことや興味の無いことに対してはやる気が出ません。仕事や勉強など自分のやりたくないことであれば、テンションが下がってしまうでしょう。でも、好きなことに対しては、何時間でも熱中することが出来ますよね。
たとえば、勉強はすぐに飽きるけど、ゲームや漫画を読むなら何時間でも継続できるという人は多いでしょう。自分が好きなことであれば、意識しなくてもやる気が出るわけです。
でも、やりたくないことに対してメリットを感じることができれば、やる気を引き出すことは難しくありません。仕事をしたくなくても、「この仕事が成功すれば出世の道が開ける」と考えればやる気は出るでしょう。
なので、自分の中で理由を見つけることが大切だといえます。
目的が不明確
仕事の目的が定まっていなければ、やる気は下がってしまいます。つまり、「何のために、この仕事をするのか?」ということです。人は目的意識を持っていないと、前に進むことが出来ない生き物です。
たとえば、マラソンは42.195kmというゴールが決まっているから、長い距離でも走ることができます。仮に、「ゴールは決まってないけど走り続けてください」と言われたとしたら、それほど長くは走れないはずです。
なので、自分の目指すべき道を定めて、そのために仕事の意味を考えるようにしてください。そうすれば、自然とやる気は湧いてくると思います。
望むべき結果が出ない
何事も、成功しなければ楽しくないですよね。失敗ばかりしていると、やる気は下がっていく一方です。なので、仕事が上手くいかなかったり、テストで点数が取れなかったりすると、止めたくなるのは当然だと言えるでしょう。
そういった時には、失敗の中から学べる要素を見つけるようにしてください。たとえ失敗しても、そこから何かを学べばステップアップすることが出来るはずです。「マズローの5段階欲求」の最上位には、自己実現欲求というものがあります。
自己実現欲求とは、自分の夢を叶えたいとか、今よりもレベルアップしたいと望む欲求です。なので、向上心を持って上の目標を目指すことが、最もモチベーションを高めやすいことだといえます。
なので、自分の成長を感じ取ることができれば、やる気が下がることはありません。モチベーションを維持するために、常に学びを意識するようにしましょう。
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やる気が出ないときに試すべき9つの方法
ToDoリストを作る
やることが多いと、何から手を付けていいのか分からなくなりますよね。軽いパニック状態になってしまうので、思考が停止してしまう場合があります。これだとやる気も下がる一方ですから、まずはスケジュール管理をして行動の整理整頓を行うようにしましょう。
その日にやるべきことをToDoリストとして整理して、優先順位を付けるようにしてください。そうすれば、後はリストに沿って作業をするだけなので、迷うことなく行動することができます。頭の中もスッキリするので、集中力も高まるはずです。
場所を変えてみる
いつも決まった場所で作業をしていると、気分が落ち込んでしまうことがあります。同じ場所や同じ人と接するだけだと、刺激が無いために単調なリズムになってしまいます。また、慣れた環境だと緊張感がありませんから、気持ちがたるんでしまうわけですね。
そういった時には、場所を変えてみることをおススメします。近所のカフェやファミレス、図書館など、いつもとは違った場所で仕事をしてみてください。外で仕事をすることで周りから見られている意識を持つことができますから、緊張感を持つことができます。
もしも、会社の外に出られない場合には、同僚と席を替わっても良いかもしれません。いつもとは違った雰囲気で仕事ができるので、気持ちがスッキリして集中力がアップするはずです。
仕事の後に予定を入れる
仕事後の時間に、友達や恋人との予定を入れてみましょう。仕事が終わった後の楽しみを作ることで、やる気を高めることができます。定時に仕事を終わらせようという意識が芽生えるので、無駄に残業することもありません。
あらかじめ、仕事の後の予定を入れておくことも大切です。予定が決まっていれば、それまでに仕事を終わらせようという意欲が生まれます。無駄に仕事を長引かせる必要が無くなりますから、効率が格段にアップするでしょう。家族や恋人との予定を入れても良いですし、何かの習い事を始めても良いかもしれません。
また、適度に遊ぶようにすれば、仕事のストレスを発散することもできます。仕事ばかりの毎日を送っていると心身ともに疲れてしまいますが、息抜きをすることでやる気を維持することができるはずです。
体を動かす
やる気が出ないのは、精神的な問題だと思われがちです。しかし、体を動かすことで、やる気のアップに繋がることが証明されています。軽い運動をすれば脳が活発になるので、やる気が出てくるということです。
やる気は、脳の線条体という部位が司っていますが、運動するだけで線条体の活動が高まることが知られています。つまり、運動をすることがやる気を出すことにつながっているのではないか、ということです。気持ちがへこんでいる時に、運動すると気分転換になったり、やる気がわいてくるというのはどうやら本当のようです。
なので、気分が乗らないときには、軽いジョギングやウォーキングを行ってみてください。そうすれば、脳が活性化してモチベーションのアップに繋がるでしょう。
好きな音楽を聴く
音楽には、人の気持ちを操る効果があります。たとえば、落ち着いたテンポの曲を聴くとリラックスしますし、アップテンポの曲だとテンションが上がりますよね。また、ホラーの効果音などを聴くと恐怖を感じたり、歌詞に感動して泣くこともあると思います。
だから、やる気が出ないときには、アップテンポの曲を聴くと良いですね。逆に、テンションが高すぎるときには、落ち着いた曲を聴いても良いかもしれません。このように、音楽を聴くだけで気持ちを切り替えることができるので、状況に合わせて適切な曲を選ぶようにしましょう。
部屋の空気を入れ替える
部屋の空気が重いと、やる気も上がりません。なので、1日に2~3回は窓を開けて換気することをおススメします。特に、夏場や冬場だと、窓を閉め切ってエアコンを付けていることが多いですよね。
それだと空気が悪くなってしまうので、定期的に換気をしてください。職場の窓を開けられないなら、外へ出て深呼吸するのもおススメです。新鮮な空気を体内に取り込むことで、気持ちがスッキリとするはずです。
目標をイメージする
5~10年先の成功した自分をイメージしてみてください。今の仕事の先に成功があると思えば、やる気が湧いてくると思います。先述したように、目的や目標が不明確だと、やる気を維持することができません。なので、将来の理想像を明確にイメージする必要があるわけですね。
具体的には、五感のすべてを使ってイメージをしましょう。視覚や触覚、聴覚や嗅覚、味覚など、できるだけリアルに想像することが秘訣です。すでに成功しているように振る舞うことで、高いやる気が出てくると思います。
ライバルを意識する
「他人よりも優位に立ちたい」といった感情は、誰でも持っているでしょう。特に、自分と同レベルの人間に対しては、絶対に負けたくないと思うはずです。その感情を利用して、ライバルを作ると良いですね。
自分と同じレベルや少し上の人間をライバル視することで、強い競争心が湧いてきます。ライバルを意識すれば、やる気が下がることはありません。競争相手がいた方がモチベーションがアップすることは、研究結果でも明らかになっています。
ですから、絶対に負けたくない相手を見つけると良いでしょう。
昼寝をする
脳が疲れていると、やる気が低下する原因となります。なので、短時間の昼寝をすることをおススメします。昼寝をすることで脳に休息を与えることができますので、リフレッシュして集中力を高めることが可能です。
ただし、あまりに長すぎると逆効果になるので、20分程度の時間にしてください。
昼寝をするときは、短時間で行うのが鉄則です。15~20分くらいが最適だと言われていますね。30分以上も寝てしまうと、睡眠が深くなりすぎてしまいます。なので、起きた後も眠気が取れなかったり、頭がボーっとすることがあります。
以上、やる気が出ないときの対処法を紹介しました。その日の体調によっては、モチベーションが下がってしまうこともあります。なので、ここで紹介した方法を使って、やる気を高めるようにしましょう。
photo credit: Satya Nadella