働かなくても結果を出す秘訣!残業しない仕事術とは?
2016/05/05
仕事が終わらなくて、残業をする機会って多いですよね。オフィス街に行くと、夜遅くまで明かりがついているビルはかなりたくさんあります。みんな夜遅くまで、働いているんですね。でも、それだけ仕事をしても給料が上がらずに、業績も伸びていないといったことはよくある話です。
労働時間と業績は、比例するわけじゃないんです。むしろ、短時間労働で効率よく働いている人の方が、良い成績を出していることすらあるくらいです。無駄に時間を費やすのではなく、短時間で密度の濃い仕事ができれば、残業をする必要もなくなるでしょう。
ここでは、残業しない仕事術について解説しようと思います。
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仕事を切り上げることの重要性
まず、仕事はやり始めるとキリが無いということを、認識する必要があります。やることを探せばいくらでも出てきますし、特に終わりが無いというのが現状なんです。だから、遅くまで残業しても、結局は仕事に追われてしまうわけですね。
「あと、30分やろう」と決めても、ずるずる1時間、2時間と費やしてしまうことはよくあります。仕事を終えるタイミングとは、実はないんですね。ですから、思い切って仕事を切り上げて終わらせるということも必要だと思います。
つまり、まだ他にやることが残っていたとしても、明日に持ち越して止めてしまうわけです。実際にやってみると分かることですが、その方が効率が上がる場合があります。終わり時間が分からないまま残業をすると、効率がすごく悪くなります。
仕事の終わり時間を決めて取り組めば、モチベーションが上がって高い集中力を維持したまま作業に取り組むことができます。ですから、仕事を途中で止めるということは、合理的な選択といえるわけですね。
また、仕事を全部終わらせてしまうと、脱力感でいっぱいになってしまうことがあります。燃え尽き症候群みたいな感じですね。人は、何かを達成すると脳内のドーパミンが分泌されなくなって、やる気を失ってしまうことがあります。
だから、仕事を全部やってしまうよりも、残している状態の方が高いモチベーションを維持することが出来るわけです。翌日の仕事を高い意欲で取り組むためにも、仕事を残すという選択は正しいと言えるんですね。
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仕事を途中で止めるコツ
終わりの時間をあらかじめ決めておく
エンドレスで仕事をすると効率が悪くなりますから、終了時間を最初から決めておきます。その時間になれば、残っている仕事は翌日に回します。こうすることで、決められた時間までは高い集中力を維持することが出来るようになります。仕事が終わった後は、しっかりと休んで明日に備えるようにしましょう。
また、次の日の仕事ですぐに取り組めるように、翌日のToDoリストを作っておくと良いと思います。やるべきことをリスト化しておけば、迷うことは無くなります。このように視覚的に仕事を把握すれば、効率よく進めることが出来るようになりますよ。
見直しと修正は翌日に回す
仕事が一通り終わったら、最後に全体をチェックしますよね。やり残しや間違いがないかどうかのチェックは、必ずやる必要があります。でも、そういった業務は翌日に回すことをおススメします。なぜなら、当日にチェックすると、脳がリセットされていないので簡単なミスでも気づかないことが多くなるからです。
でも、翌日であれば、一旦リセットされているので、フラットな状態で仕事を客観視することが出来ます。効率よくチェックするためには、翌日にやった方が良いと思いますよ。
意識的に8割で終わらせる
仕事に取り掛かるときには、8割を目標にやるようにしましょう。「あと2割で終わる」という状態にできれば、翌日に高いモチベーションを保つことができます。そして、家に帰ったら仕事のことは忘れてしまうのがコツですね。
心も体もリフレッシュすれば、疲れが溜まることがありません。頑張りすぎないということが、最も大切なことだと言えるでしょう。
仕事は量よりも効率で考える
仕事の成果は、労働時間で決まるものではありません。長時間仕事をしたとしても、結果を出せなければ何もしていないと同じ事なんです。だから、効率性を重視するようにしましょう。効率性とは、常に高い集中力を維持したまま業務を行う状態を作るということです。
だから、無駄に長い労働をすると逆効果になるわけですね。短時間に集中して密度の濃い時間を使う方が、圧倒的な結果を出すことに繋がります。重要なことですから、意識するようにしてください。
photo credit: March for Jesus (117) – 24May08, Paris (France)