自己嫌悪に陥った時の5つの対処法。自分を否定してイライラしないために!
2016/05/06
自分のことが大嫌いだと、考えてしまう人は少なくありません。大きな失敗をしたり友達とケンカした直後などであれば、自己嫌悪になってしまうのが普通ですよね。でも、こういった思いは一過性なので、時間が経てば何も思わなくなります。
しかし、日常的に自分に対して嫌悪感を持ってしまうのであれば注意が必要です。自己否定をし続けていると、自信を失ってしまいます。何をするにしても消極的になってしまいますから、自分の可能性を狭くすることになるでしょう。
ここでは、自己嫌悪を直すための方法を紹介します。
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自己嫌悪の原因について
コンプレックス
背が小さかったり太っていたり、自分の中にコンプレックスがあると自己嫌悪の原因となります。コンプレックスというのは、他人よりも劣っているという思い込みです。だから、劣等感を抱くことになってしまい、自分のことを嫌いだと思ってしまいます。
特に、思春期になると自分と周りとを比較しがちです。なので、運動神経や外見、学力などを比較してしまって、自分に対する自信を失ってしまうということですね。自分よりも優れた人なんていくらでもいますから、それを比較することが間違っています。だから、自分の欠点よりも長所に目を向けるようにした方が良いでしょう。
完璧主義
完璧な自分を目指してしまうと、それに及ばない自分に対して嫌悪感を持ってしまいます。誰しも完璧にこなすことは不可能ですから、必ずミスが出てしまいますよね。だから、完璧主義を持った時点で、自己嫌悪のキッカケとなってしまうわけです。
不完全な自分を許すことができなくなるので、いつも失敗が怖くてビクビクすることになるでしょう。また、隣の芝は青く見えがちですから、周りの人が自分よりも優れていると思い込むようになります。すると、ますます自己嫌悪が進行してしまうわけですね。
過去の過ち
過去に大きな失敗をしたり、友達に暴言を吐いたりした経験などがあると、それを思い出して自分を否定してしまうことがあります。「何であんなことをしたんだろう」と後悔をしてしまって、それが自己嫌悪となるわけですね。過去のトラウマと言っても良いかもしれません。
数年前のことを引きずってしまっているので、そこから成長することはできないでしょう。いつまでも過去に縛られてしまいますから、考え方を変えるべきですね。いつも未来を見ている人は、自己嫌悪になったりしません。
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自己嫌悪を直すための5つの方法
大きな理想を持たない
大きすぎる理想を掲げてしまうと、自己嫌悪を抱きやすくなってしまいます。理想と現実にはギャップがありますから、それに耐えることができないわけですね。なので、可能な限りハードルを下げるようにしてください。
初めから小さな理想にしておけば、現実とのギャップに苦しむことはありません。だから、自己嫌悪を持つ必要もないわけです。ただ、大きな目標を持ってはいけないという意味ではないので注意しましょう。
問題なのは、達成不可能な目標を掲げることです。これだと、失敗することで自信を失ってしまいます。でも、達成できるギリギリのラインの目標であれば、成功して達成感を味わうことができます。
小さすぎる目標だと成長しませんから、適切な理想を持つようにしましょう。
過去を後悔しない
何かに失敗した過去があると、それを思い出すたびに自己嫌悪に襲われてしまいます。過ぎたことを悔やんでも仕方ないので、過去のことはさっさと忘れてしまうことが大切でしょう。未来の目標を目指すようにすれば、自己嫌悪を持つことも無いはずです。
たとえば、自分のミスで会社に損害を与えたり、恋人にフラれてしまったりすると、大きなショックを受けると思います。でも、今となっては大したことではないでしょう。もちろん責任を感じる必要はありますが、過去の自分と現在の自分は同じではありません。
人は常に成長し続けているので、過去に縛られないようにしてください。
周りとの比較を止める
周りを見渡すと、自分よりも優れていると思いがちです。「隣の芝は青い」という言葉もあるくらいですから、他の人は良く見えてしまいます。でも、自分よりも優れている人を探すとキリがないので、何も気にしないということが大切ですね。
たとえ、自分が劣っているとしても、別に気にする必要はありません。自分と他人は無関係ですから、他人は他人として受け入れるようにしましょう。自分の基準で生きることができれば、周りが気になることは無いはずです。
誰でも欠点があることを理解する
人は誰でも、良い部分と悪い部分があります。だから、自分に欠点があったとしても、それは自分だけじゃないわけですね。自己嫌悪を持っている人は、自分だけに欠点があると思い込んでいます。そして、周りの人はみんな自分よりも優れていると思っているわけです。
でも、普通に考えれば、それが間違いだということに気付くでしょう。人は自分を見るときには欠点に注目し、他人を見るときには長所に注目する傾向にあります。なので、自己嫌悪を持ってしまいやすいということですね。
ですから、自分の欠点が気になったら、「自分だけじゃない!」と思い込むようにしてください。それだけで、自分を否定することは無くなるはずです。
常に笑顔でいる
いつも笑顔でいる人は、周りに好印象を与えることができます。だから、誰からも好かれやすく、人気者になることができるわけですね。また、心理的にも明るい気持ちになれますから、落ち込んでしまうことが少なくなります。
自分を否定することも無くなるので、ネガティブな気持ちになったら笑顔を作ることを意識してください。特に、人と接するときには、笑顔を作るということは非常に重要です。
以上、自己嫌悪を直すための方法を紹介しました。自分を否定し続けていると、自信を失ってしまうだけです。ネガティブになっても得るものはありませんから、自分を認められるように意識をしてください。
photo credit: self hate