短時間の学習で結果を出すための9つの方法とは?語学や資格を習得したい人へ
2016/05/05
学生や社会人を問わず、すべての人は勉強をしなくてはいけません。学生はもちろんですが、社会人になっても資格の取得などで勉強する機会があるはずです。なので、限られた時間で効率よく学ぶことができるように、効果的な学習方法を知っておいた方が良いでしょう。
特に、社会人だと仕事の合間を縫って学習する必要があります。だから、非効率なやり方をしていると、時間が無くなってしまうわけですね。最小の労力で最大の結果を得るために、勉強の仕方を工夫してください。
ここでは、効果的な学習方法について紹介します。
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劇的に効率がアップする9つの学習方法
机に向かわない
ずっと机に座っていると、気持ちが滅入ってしまいますよね。集中力が下がってしまうために、学習の効率も下がってしまうでしょう。実は、勉強するときには、机に向かう必要はありません。多くの人は固定観念を持っていて、机じゃないといけないと思っています。
でも、英単語や歴史の年号などを覚えるのであれば、ベッドに寝ながらでも良いわけです。ソファに座っても良いですし、通勤・通学の電車の中などでも構いません。なので、机に向かっていると息が詰まってしまう人は、自分のやりやすい場所を探すようにしましょう。
ペース配分を考える
参考書を1冊終えるまでに、何日掛かるのかを計算しておきましょう。そして、1日分のページ数を決めたら、それを厳守するようにします。こうすれば、あまり気が乗らないときにでも、ペースを崩さずに済むわけです。
注意したいのが、集中力が高い日ですね。たまたま集中力が高い日があると、その日は普段よりも多めの学習をしてしまいがちです。でも、それは控えるようにしてください。なぜなら、「昨日は頑張ったし、今日は休んでしまおう」などと、サボり癖が付いてしまうからです。
勉強をやりすぎてしまうと、休むための理由を作ってしまいます。ですから、頑張りすぎてもいけないことを覚えておいてください。
同じところを何度も復習する
学習の効率を高めるための最大のポイントは、反復するということです。記憶を定着させるためには、何度も繰り返す必要があります。だから、同じ問題を何回も解くといったことが、有効となりますね。
そのために、参考書は薄いものを買うようにします。分厚い参考書の方が良さそうな気がしますが、それだと全てを終えるまでに時間が掛かりすぎます。薄い参考書であれば、数週間で終えることができるでしょう。なので、なんども繰り返して復習することができ、記憶が定着しやすくなるというわけです。
詳しくは、「勉強に集中する方法を6つ紹介」でも紹介しています。
学習時間を決める
学習をするときには、毎日同じ時間にするのが望ましいです。たとえば、早起きして出勤前の時間を使うとか、夕食後から寝るまでの時間などですね。決まった時間に学習をしていると、学習癖を付けることができます。その時間になると、体が勉強しようとするわけです。習慣にすることで継続しやすくなるので、これはおススメの方法ですね。
また、休みの日を作らずに毎日行うのもポイントです。週末にまとめて学習する人がいますが、それだと1週間の空白があるので忘れてしまいます。習慣にするのも難しいですから、平日や週末を問わず学習するようにしてください。
場所を固定しない
自宅の部屋に籠って学習する人が多いと思いますが、いつも同じ場所だとルーティンワークとなってしまいます。ルーティンワークになると脳の活性が落ちてしまうので、学習効率が悪くなるわけですね。
なので、たまには場所を変えてみるのをおススメします。週末は図書館へ行ったり、カフェなどで学習してみましょう。そうすれば、脳が刺激されて記憶の定着が良くなったりします。気分転換にもなりますから、すごくおススメの方法だといえます。
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適度に休憩する
学習をするときには、こまめに休憩をしてください。長時間机に向かっていても、効率が良くなることはありません。集中力を維持するのは難しいですから、最低でも30分に1回の休憩が必要だといえます。
人間の集中力は、30分程度が限界だと言われています。集中力が切れたまま勉強を続けると、効率が圧倒的に下がってしまいます。さらに、勉強をするのが辛いと思うようになるので、さらに集中力が下がってしまうわけです。脳は辛いことを避けようとする本能があるために、こういった状況となってしまいます。
30分以内であれば、脳が辛いと感じる前に休憩することができます。だから、苦痛を感じることが少なく、学習することが嫌になることがありません。毎日するものですから、楽しく学習できるように心掛けてください。
暗記モノは五感を使う
英単語や歴史の年号などは、物覚えが悪い人にとっては苦痛ですよね。なかなか覚えることができなければ、イライラしてしまいます。そういった時には、五感をフルに使って覚えるようにしましょう。
実は、人間の脳は目で見るよりも、色々な感覚を使った方が記憶しやすいです。たとえば、以下のようなことですね。
- 声に出して読む
- 紙に書き出す
- 身体を動かす
- 耳から聞く
こういった手法を取り入れることで、格段に覚えやすくなるでしょう。声に出すことや紙に書くということは、有名な方法ですよね。他にも、歩きながら暗唱したり、自分で録音した音声を聞くといった手法も効果があります。
ノートはキレイに書かない
ノートに要点をまとめることは、学習方法の定番ですよね。授業中にも、キレイに色分けをしてノートを取っている人は多いです。でも、こんなことをしても、あまり大きな成果は生まれません。
なぜなら、ノートを書くことが目的になってしまうからですね。別に、キレイに書いたとしても、成績が上がるわけではありません。自分が理解できればそれで良いですから、時間を掛けずに手短に書くということが大切なわけです。
だから、余計なことに時間を使わないように気を付けてください。
人に教える
自分で学習したことを、他人に教えてみてください。頭では理解しているつもりでも、他人に上手く説明できないことがあります。そういった場合は、しっかりと理解できていないということですね。
だから、他人に教えることで、どれだけ理解できているかを確かめることができます。自分の復習にもなりますから、他人に教えてみましょう。近くに人がいない場合には、架空の人に向かって話してみると良いです。
以上、効率の良い学習方法について解説をしました。これらのことを意識していれば、短い時間でも多くのことを学ぶことができます。時間が無い人でも結果を出すことができますから、試してみてください。
photo credit: Handwriting