理想的な睡眠時間とは?短時間の睡眠でも生産性を高めるコツ
2016/05/06
毎日8時間の睡眠をとっているとすると、人生の3分の1は寝ているということですよね。これは、非常にもったいないことだといえます。少し睡眠時間を減らすことができれば、それだけ多くの時間を使うことが可能です。
なので、スキルアップのための勉強をしたり、自分の趣味に時間を費やすことなどができます。いつも時間に追われている人でも、自分のために有意義な時間を使うことができるはずです。ですから、睡眠時間を削る訓練をしましょう。
ここでは、短眠法について解説をします。
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睡眠時間の秘密について
一般的に、睡眠時間は8時間以上が良いとされていますよね。それだけ眠ることで、疲労を回復させて活動的になれると言われています。でも、これには科学的な根拠は一切ありません。なので、8時間寝たとしても、体に良いというわけではないんですね。
むしろ、睡眠時間が長い人ほど、死亡率が高くなるというデータがあります。ですから、9時間とか10時間の睡眠をとっている人は、リスクが高くなってしまうということです。また、長時間寝すぎてしまうと、頭がボーっとしてしまうために集中力が下がることもあります。
もちろん、寝不足が続いたとしても、健康には悪影響が起こります。でも、質の高い睡眠をとることができれば、睡眠時間が短くてもパフォーマンスが低下することはありません。だから、短い時間で高品質な睡眠をとることが大切だということです。
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睡眠時間を減らすためのコツ
同じ時間に起きる
毎朝同じ時間に起きるようにすると、体のリズムを整えることができます。そして、体に習慣として馴染めば、勝手に起きられるようになります。睡眠時間に関係なく起きる時間が一定になるので、短い睡眠であっても起床できるわけです。
だから、いつも目覚まし時計をセットして起きる習慣を付けてください。それに慣れてくると、時計が無くても起きることができるでしょう。毎日の習慣ですから、根気よく続けることが大切だといえますね。
寝る時間を遅くしていく
毎日同じ時間に起きられるようになったら、次に寝る時間を徐々に遅くしていきましょう。そうすれば、睡眠時間が少しずつ減っていくはずです。同じ時間に起きる習慣ができていれば、睡眠時間が減っても苦になりません。
ただ、一気に睡眠を減らすと負担が大きくなりますから、30分単位で寝る時間を遅らせましょう。大体、2週間程度で慣れていくはずです。なので、少しずつ、睡眠時間を減らしていってください。
適度に昼寝をする
何度か仮眠をとるようにすると、常に集中力が高い状態を維持することができます。15分以内の昼寝をするのは、夜の睡眠の何倍も効果が高いと言われています。だから、積極的に昼寝をするようにしましょう。
たとえ寝不足であっても、昼寝をすることで眠気を改善することができます。また、昼寝の前にコーヒーを飲むようにすると、起きたころに脳が覚醒するので眠気覚ましに最適です。
夜の食事を減らす
夕食は、消化しやすい食事を摂ることが大切です。なので、野菜を中心とした料理が良いですね。そうすると、内臓の負担が少なくなりますから、短い時間であっても熟睡することができます。
肉や魚を多く食べると、それだけ消化に時間が掛かってしまいます。なので、夕食にはそういったものは控えるようにしましょう。その代わり、朝食をたっぷりと食べることで、一日のエネルギー源として効率良く栄養補給ができますよ。
メラトニンを増やす
深い睡眠をとるためには、メラトニンというホルモンが重要です。メラトニンが適切に分泌されることで、質の高い睡眠が取れるようになります。そのためには、毎日朝日を浴びるようにしたり、寝る前にテレビやパソコンを控えたリスことが大切ですね。
また、夜食を食べたり、寝る前にお酒やコーヒーを飲むと、メラトニンの分泌が少なくなってしまいます。ですから、そういったものは控えるようにしてください。特に、朝日を浴びることが最も大切ですから、毎朝心掛けるようにしましょう。
以上、睡眠時間を減らすためのコツを紹介しました。短い時間でも、質の高い睡眠をとることは可能です。寝る時間が少なくなれば、それだけ時間を有効活用することができます。ですから、しっかりと意識をするようにしてください。
photo credit: Tobyotter