強い意志を持つための6つの方法。三日坊主で終わらないためのメンタル論
2016/05/06
何か新しいことを始めようと思っても、すぐに飽きてしまって長続きしないことがありますよね。たとえば、ダイエットや禁煙、日記を書くといったことです。人間は怠惰な生き物ですから、よほどの強い意志を持っていない限り挫折してしまいます。
でも、何でも三日坊主で終わってしまうと、自分を成長させることができません。「継続は力なり」と言いますが、社会に出ると継続力が求められる機会が多いです。なので、強い意志を持って行動できるように、精神的に鍛える必要があるでしょう。
ここでは、意志を強くするための方法を紹介します。
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意志が弱い人の特徴について
優柔不断
意志が弱い人は、すぐに決断できない傾向にあります。自分の考えに自信を持っていないために、必要以上に熟考してしまうわけですね。長い時間を費やした結果、答えが見つからないといったことも少なくありません。
なので、新しい行動を始めたとしても、すぐに迷いが生じて止めてしまうことになります。何事にも自信を持って決められなければ、気持ちが揺らいでしまうということです。
中途半端で止める
何に対しても好奇心旺盛な面がありますが、逆に飽きっぽいのですべて中途半端で止めてしまいます。1~2回の失敗や壁に直面しただけで、簡単に諦めてしまうわけですね。こういったことが続くと、本質に気付くことができません。
いつも表面的なことしか経験できないので、学びになることが得られないでしょう。なので、社会に出ても転職を繰り返して、定職に就かないといった人も多いです。「石の上にも三年」という言葉があるように、少しは忍耐を持って頑張った方が良いと思います。
他人の意見に流されやすい
自分で考えて決断をしたとしても、他の人に「こっちの方が良いかも」と言われたら、簡単に意見を変えてしまいます。周りに同調することを良しとするので、長いものに巻かれてしまうわけですね。
これだと、自分の意見が無くなってしまうので、八方美人だと思われてしまうでしょう。自分の意見をコロコロ変える人は信用されませんから、自分の信念を持つということが大切だといえます。
根気が無い
意志が弱い人は、すぐに誘惑に負ける傾向にあります。いざ勉強を始めようと思っても、部屋の掃除をしたり、漫画を読んだりしてしまいます。なので、1つのことに集中できなくなってしまうわけですね。
基本的に楽をしたいと思っていますから、努力をすることが好きではないわけです。そのため、面倒なことがあると、すぐに諦めてしまいがちでしょう。
責任感が無い
意志が弱いと途中で投げ出すことが多いので、その責任を他人に押し付けることがあります。辛いことが嫌ですから、自分に責任が回ってくるのを避けたいわけですね。なので、周りにいる人のせいにして、強烈に非難したりします。
こんなことを続けていると、誰からも信頼されなくなってしまいます。自分の行動に責任が取れない人は、社会人とは言えません。なので、自分で決めたことに関しては、最後まで責任を取るようにしてください。
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意志を強くするための6つのコツ
選択肢を少なくする
選択肢が多すぎると、どれを選べばいいのか分からなくなってしまいます。特に、意志が弱い人は優柔不断ですから、なかなか決められないわけですね。なので、最初の段階で選択肢をできる限り減らすようにしてください。
二択にすることができれば、かなり選びやすくなります。そこまで選択を減らすことで、決断してから迷うことも少なくなるはずです。選択肢が多いと、「やっぱりあっちの方が良かった」と後悔する可能性が高くなりますよね。
決断時間の短縮にもなりますので、選択肢を減らすことを心掛けましょう。
大変なことから始める
何かを始めるときには、一番大変なことを最初に行ってください。それを乗り切ることができれば、後の作業は非常に楽になります。基本的に、最初が一番モチベーションが高くなっていますよね。だから、その段階でやってしまう方が良いわけです。
大変なことを後に残してしまうと、挫折する可能性が高くなります。精神的にも億劫になってしまいますから、やる気があるうちに大変なことを終わらせてしまってください。
食事は頻繁に行う
何かをやり遂げるためには、多くのエネルギーが必要となります。特に、脳のエネルギー源であるグルコースが不足すると、集中力が下がって意志が弱くなってしまいます。なので、頻繁にエネルギーを補給しておきましょう。
甘いものを食べることで、糖分がグルコースに分解されて脳の栄養となります。高い集中力を維持することができますから、チョコレートなどをつまむのがおススメですね。ただ、食べ過ぎると眠くなりますから、ほどほどにしてください。
常に目標を確認する
目指すべき目標を頭の中に入れておけば、意志が揺らぐことはありません。すぐに挫折してしまう人は、目標を忘れてしまっているわけですね。なので、紙に目標を書いて、見えるところに貼っておいてください。
成功哲学などの本を読んでも、目標を紙に書くということが記述されていますよね。意志を貫徹するためには、長期的な目標を意識し続けることが大切だといえます。なので、トイレや玄関、デスクなどの見やすい位置に、貼っておくことをおススメします。
どうしようもないことで悩まない
予定外の事態が起きた時に、それを悔やまないようにしましょう。たとえば、台風が来て電車が止まってしまったり、パソコンが故障してしまったりといったことです。自分の力ではどうしようもないことなら、それで悩んでも仕方がありません。
無駄な時間を費やしてしまうだけなので、自分にできることだけに集中してください。気持ちが惑わされてしまうと、意志が揺らぐキッカケとなってしまいます。なので、余計なことでストレスを溜めないのがコツですね。
結果を焦らない
すぐに結果を出そうとすると、思うようにならないことが多いです。特に、ダイエットなどであれば、始めてから1週間くらいだと何の結果も得られないと思います。ここで焦ってしまったら、諦めてしまう原因となりますね。
だから、結果を期待しないことで、意志を強く保つことができるでしょう。長期的な視点で考えることができれば、いつか結果はついてくるはずです。なので、それまではグッと我慢して、自分の作業に集中するといったことが大切となります。
以上、意志を強くするための秘訣を紹介しました。意志が弱いと目標を達成できませんから、メンタル面を鍛えないといけません。そのために、このページで紹介したことを意識して、気持ちを維持するようにしましょう。
photo credit: Iconic