自分の軸を持っていない
ツイート転職活動をするときに、何も考えずに求人を探している人は多いです。仕事内容や待遇だけを見て、なんとなく応募してしまうわけですね。そんなやり方をしていては、本当に自分に適した職場を見つけることはできません。
だから、自分自身が本当に求めていることを熟知して、それから転職活動を開始する必要があります。自分のことは意外と分かっていないものですから、深層心理にある願望を理解できるように努力しましょう。
ここでは、自分の軸を見つけるための方法を紹介します。
環境に振り回されてはいけない
転職先を決める条件として、働きやすい職場を求める人は多いですね。たとえば、人間関係が良い、残業が無い、福利厚生がしっかりしているなどです。他にも、高収入や会社のブランドを求める人もいると思います。
確かに、こういった要素は重要かもしれません。職場の環境が良ければ、モチベーションも上がりますし、長く続けることもできるでしょう。
ただ、働きやすさを第一条件として転職活動をするのは、問題があります。なぜなら、どんな職場であっても問題は必ずあるからです。
業績が悪化すれば、休日出勤をする必要があるでしょうし、些細なことで人間関係が悪化するかもしれません。給料だって下がる可能性もあります。完璧な条件の会社などは、ほとんど存在しないわけです。
ですから、働きやすさだけを求めてしまうと、より良い条件を求めて会社を転々とする羽目になるでしょう。いつも周りの状況に振り回されてしまうので、キャリアを磨くこともできないですね。
自分の軸があると転職で成功できる!
一方、明確な自分の軸を持っているのなら、周りの環境が変化したとしても動じることはありません。自分が本当にやりたい仕事なのであれば、周りは関係ありませんよね。いつでも仕事に集中することができますし、スキルアップにも繋がるようになります。
自分の軸とは、自分自身の基礎となる考えのことです。
つまり、「これだけは譲れない」という、絶対的な価値観のことを指します。こういった軸を持っていることで、明確な価値基準を持って企業を選ぶことができます。なんとなく勢いだけで決めることはありませんから、企業選びに失敗しないわけですね。
入社後のミスマッチを防ぐことができるので、軸をハッキリとさせる努力をしてください。
自分の軸を決めるための自己分析
自分を知ることが大切
まずは、自分自身に対して問いかけてみましょう。
- 何を目的として働いているのか?
- どんな事にやりがいを感じるのか?
- 将来は何をしたいのか?
こういった質問に答えることで、深層心理にある願望を知ることができます。自分を客観視することができますから、意外な結果が出てくるかもしれません。
自分の軸を見つけることができれば、一貫性のある転職理由を面接で説明できるようになります。非常に説得力のある発言内容になるので、採用担当者の心に響くはずです。
自分の軸に基づいて方向性を決める
おおよその自分の軸が見つかったら、進むべき方向性を明確にしないといけません。どの業界・業種へ進むかを決めることで、転職先をスムーズに見つけることができるでしょう。将来のキャリアプランにも関わることなので、慎重に考えるようにしてください。
- どんな職種に就くのか?
- どの業界へ進むのか?
- 会社の規模はどれくらいか?
- 勤務地はどこなのか?
- いつまでに転職したいか?
まずは、職種を決める必要がありますね。今までと同じ職種なのか、全くの異業種へ進むのかでかなり変わってきます。キャリアアップをするためには、特定の職種のスペシャリストにならないといけません。なので、本当に興味がある職種を選ぶようにしましょう。
そして、業界についても明確にしておきましょう。同じ営業職であっても、IT業界と医療業界とでは仕事内容が全く異なります。給料や待遇などにも違いがあるので、情報収集をして自分に合った業界を選ぶようにしてください。
また、会社の規模によっても、任される仕事の内容は異なります。ベンチャー企業だと出世するのは早いですが、大企業などとの付き合いは少ないかもしれません。業界大手の企業でしか経験できない仕事もあるので、その辺も踏まえて会社規模も考慮に入れてください。
あとは、勤務地の場所や転職時期なども大切ですね。しっかりとスケジュールを立てて、転職期間が長くなりすぎないように注意しましょう。
以上、自分の軸を明確にするための方法を紹介しました。
軸が無いままで転職活動をしても、その場の空気に流されてしまうだけです。自分の中に明確な基準を作るために、しっかりと考えるようにしてください。
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