面接官が転職理由で評価するポイントとは?
ツイート面接で転職理由を語る際に、マイナスに評価されないか心配になりますよね。なぜなら、転職理由はネガティブな要素を含むことが多いからです。何かしらの不満があるから転職を決意するわけですし、不満が無ければ転職はしないはずです。
なので、ここで評価を落とさないためにも、面接官が転職理由のどこを見るのかを知っておきましょう。そうすることで、自信を持って面接に臨むことができるようになります。
ここでは、面接官が転職理由で評価するポイントを紹介します。
転職理由の3つのポイント
面接官は、応募者の転職理由を聞いたときに、3つの観点から評価を下します。なので、この3つを理解しておくことで、納得できる転職理由を語ることができるでしょう。具体的には、以下のようになります。
妥当な理由であるか
まず、ポイントとなるのが、転職理由として妥当なのかということですね。本来、辞めるべきでないのに、退職を決意したのであれば問題です。些細なことで辞めてしまうのであれば、社会人として評価されません。
特に、自分の責任を転嫁している人は注意です。たとえば、自分のミスによって上司に怒られたのに、それを理由にして辞めてしまうタイプですね。自分に責任があるわけですから、他人のせいにしてはいけません。
また、改善のために努力をしていないのなら、そこは面接官に突っ込まれるポイントとなります。何か不満があったとしても、それを改善するために最大限の努力をする必要があります。何の努力もせずに辞めるのであれば、それは評価されないでしょう。
自社で解決できるのか
仮に自社に入社して、転職理由が解決できるのかもポイントです。たとえば、リーダーとして管理職を経験したかったのに、応募先にポジションが空いていない場合などがあります。この場合だと、転職できたとしても、目的を果たせないことになってしまいます。
ですから、転職理由と志望動機はリンクしている必要があり、転職後に目的が果たせるように意識をしないといけません。それができなければ、何度も転職を繰り返すハメになってしまいます。ですから、目的を果たせるかどうかを、しっかりと確認するようにしてください。
他の理由は無いのか
納得できる転職理由であっても、それだけでは満足できない場合があります。たとえば、「持病を抱えており、ハードワークに耐えられなかった」という転職理由だとしたら、「ハードじゃなかったら何でも良いの?」と思われてしまいます。
仕事に対するやりがいや向上心などを持っていなければ、転職理由として評価されないことがあります。将来について真剣に考えていて、スキルアップのために努力を続ける人を会社は評価します。なので、将来に繋がるような転職理由を語れるようにしてください。
面接は自分のためだけではない
面接は、自分の強みをアピールする場所だと思っている人がいます。しかし、それだけではありません。企業が自社にとってメリットがある人材を見分ける場でもあります。なので、明確なメリットを提示することができなければ、内定をもらうのは難しいといえます。
「自分が面接官だったらどう思うか」ということを意識して、転職理由を考えてみてください。どの角度から見ても納得できる理由があれば、ちゃんと評価してもらえるでしょう。なので、自分と企業との両方がメリットを得られるように、面接を上手く進めることを意識してください。
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