転職活動では応募社数を増やすことが大切!

転職活動では応募社数を増やすことが大切!

このエントリーをはてなブックマークに追加  

転職活動において、会社に応募するペースはすごく大切です。一つでも多くの会社に応募することで、自分の可能性を広げることができます。現在、在職中の方であれば、キャリアアップのために慎重に吟味して応募する必要がありますが、離職している人はドンドン応募するようにしましょう。

 

会社に応募し続けることで、色々なメリットを得られるようになります。結果的に、転職活動を良い流れに持っていくことができますよ。

 

ここでは、会社に応募し続けることの利点を紹介します。

 

転職に成功した人の平均応募社数について

 

転職サイトのdodaが発表したデータによると、内定をもらうまでに応募した平均社数は11.2社となっています。全体の45%が10社以上に応募していて、3.5%の人は35社以上に応募したという結果でした。

 

このデータからも分かるように、たくさんの企業に応募しなければ内定をもらうことはできません。失敗したくないからといって入念に企業研究をする人がいますが、どんどん応募しないと転職期間が伸びる一方です。

 

離職期間が増えるほど書類選考の通過率も下がるので、どんどん悪循環にハマってしまうでしょう。だから、本命企業だけに絞るのではなく、興味のある企業すべてに応募するくらいの気持ちを持つようにしてください。

 

 

選考の通過率はどれくらいなのか?」でも紹介したように、書類選考の通過率は30%ほどとなっています。一次面接と最終面接の通過率も50%ほどですから、最低でも14社に応募しないと内定をもらえない計算です。だから、選り好みをする余裕は無いことを自覚しておきましょう。

 

実際、たくさんの企業に応募することで、多くのメリットがあります。色々な会社の面接を受ければ、求人情報では読み取れなかった雰囲気を知ることができますよね。「A社よりもB社の方が活気があるな」など、企業を判断する基準が増えたりもするわけです。

 

また、1社だけに応募して内定をもらったとしても、「本当にこの会社で良いのか?」という不安が消えることはありません。しかし、色々な会社の面接を受けていけば、比較対象があるので自分に向いている会社を見分けることができます。

 

 

何度も落ち続けているとモチベーションが下がってしまいますが、気持ちを切り替えて応募し続けることが大切です。応募のペースを落とさないように、継続的に企業へコンタクトを取るようにしてください。

 

 

なぜ、応募のペースが重要なのか?

 

転職活動を始めたばかりの頃は、案件が山のようにありますから、早いペースで応募する人が多いはずです。しかし、時間が経つにつれて、応募のペースが弱くなっていく傾向があります。それだと、あまり良い流れとは言えません。

 

常に一定のペースで応募し続けることに、意味があるわけです。具体的には、以下のようになります。

 

 

食わず嫌いを避ける

 

労働条件などを吟味しすぎて、応募の絶対数が少なすぎる人がいます。その会社の特徴は、実際に面接などへ行ってみないと分かりません。なので、求人情報のみで選びすぎるのは禁物です。

 

自分の中での最低限の条件を決めておいて、それに合う案件であれば応募していきましょう。離職している人は、早く転職先を決めないと経済的に苦しくなります。また、転職活動が長引くにつれて、書類選考などにも通りにくくなります。

 

なので、スピード感を持って、応募するようにしてください。

 

 

モチベーションを維持する

 

求人を出している会社に応募しても、書類選考で落とされることがあります。一般的には、書類選考の通過率は3〜4割程度だと言われていますね。なので、10社に書類を送ったとしても、3〜4社しか面接まで進めないということです。

 

つまり、半分以上は書類で弾かれるということですから、どんどん応募し続けないと面接に行くことは出来ません。持ち駒が減ってくるとモチベーションも下がりがちなので、面接の数を増やすためにも応募の手は止めないでください。

 

 

面接の雰囲気に慣れるため

 

企業の面接へ行くと、アウェー感があって緊張してしまいがちです。これは、場数を踏まないと慣れることができませんから、1社でも多くの面接を受けに行って自然に話せるように練習することが大切となります。

 

間隔が空いてしまうと勘が鈍るので、一定のペースで面接へ行けるようにスケジュールを組むようにしてください。

 

 

毎日応募を続ける

 

1日1社に応募するのが、理想的なペースだといえますね。1週間で7社に応募すれば、2〜3社へ面接に行けることになります。このペースを維持できれば、1カ月で10社前後の面接を受けることができるわけです。

 

しかし、ここで問題となるのが、応募できる案件が無くなった場合です。求人誌や転職サイトを見ても、応募した会社ばかりになってしまう状態ですね。でも、ちゃんと探せば、求人情報は大量にあります。毎日応募を続けたからといって、無くなってしまうことはありません。求人を探す手段はたくさんありますから、それらを駆使して案件を探しましょう。

 

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント
  • 企業のホームページ

 

とにかく、応募してみないと始まりませんから、色々な会社に書類を送ってみてください。そうすることで、転職の可能性が広がっていくことになります。応募の手を止めないことが、何よりも大切だと言えるでしょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加