使えないキャリアアドバイザーは変更しよう
ツイート「転職エージェントを上手く活用する」でも解説しましたが、キャリアアドバイザーとの相性は非常に大切です。アドバイザーの質によって転職の成功が分かれるので、自分に合わないと思ったら遠慮なく担当を変更してもらいましょう。
私も過去に転職エージェントをと利用した際に、担当アドバイザーのサポートが物足りなかったので変更してもらったことがあります。自分のための転職活動ですから、妥協することなく進めるようにしましょう。
どんな時にアドバイザーを変更するか?
では、どういう場合に、キャリアアドバイザーを変更するべきか?転職エージェントも仕事でやっているわけですから、担当を変更する場合にも正当な理由が必要です。ここで、アドバイザーの変更を依頼する場合を検証していきます。
求人情報を紹介するだけ
キャリアアドバイザーは、求職者のスキルや希望を考慮して適切なアドバイスを行うのが仕事です。今後のキャリアプランを踏まえて、どういった企業で経験を積むべきかといった相談に乗ってくれるわけです。
しかし、中には求人情報を紹介するだけで、具体的なアドバイスなどを一切しないCAなどもいます。私が過去に担当者を変更した時も、このパターンでした。何もサポートしてもらえないなら、転職エージェントを使う意味がありませんよね。
こういうアドバイザーに当たってしまったら、要注意です。
求人情報がマッチしていない
自分の求める条件を伝えても、的外れな求人ばかり持ってこられることがあります。これは、キャリアアドバイザーのヒアリング能力が低いことが原因です。
しっかりと自分のニーズをくみ取ってもらえないために、見当違いな求人情報を紹介されてしまうわけですね。事務的な質問ばかりで深い会話ができないのであれば、警戒をした方がいでしょう。
良いアドバイザーというのは、雑談などを通して応募者が持っている深いニーズを引き出そうとします。そうすることで、本人でも気付いていなかった強みが分かったり、将来的な方向性が明確になるわけです。
なので、魅力的な求人を紹介してもらえないなら、担当者の変更を依頼してください。
強引に応募を迫ってくる
将来のキャリアについて相談に乗ってくれるのは良いのですが、「この企業にするべきです!」などと強引に応募させようとするアドバイザーもいるようです。こちらの希望を無視して、自分の主張を押し通そうとするタイプですね。
こういった場合、大抵は成績重視のアドバイザーであることが多く、自分の成績を上げるために採用率の高い企業を勧めてくるわけです。キャリアアドバイザーも仕事ですから、内定者が多いほど評価されます。
興味のない企業に応募しても仕方ないので、しつこく迫られる場合は担当の変更を考えた方が良いでしょう。
業界の知識が浅い
CAは色々な業界に精通していますが、自分の希望する業界の知識を持っていないアドバイザーもいます。例えば、IT業界の知識のないCAだったら、プログラミングの話をしても理解してもらえないでしょう。
それだと、自分の職歴を説明しても強みや弱みなどが明確にならないため、応募書類や面接の対策ができません。十分なサポートが見込めないでしょうから、もっと業界を熟知している担当に変更した方が良いですね。
担当の変更をしてもらう方法
アドバイザーを変更したいと思っても、なかなか言い出しづらいですよね。本人を目の前にすると、申し訳なくて言えないでしょう。そういった場合には、電話やメールで変更の旨を伝えてください。
どこのエージェントでも、求職者の連絡窓口があります。専用のメールアドレスや電話番号があるはずなので、そちらに問い合わせて担当を変更してもらうことができます。私の場合も、電話で変更の依頼をしました。
転職エージェントでは、担当の変更は頻繁に行われています。なので、自分に合わないと思ったら、遠慮せずに変更してしまいましょう。
担当者が合わないのは自分が原因かも?
先述したように、こちらから希望すれば、キャリアアドバイザーを変更してもらうことができます。
しかし、担当者が合わないのは、自分に原因があるかもしれません。
たとえば、面談の時に本音で話さないようなケースです。自分を良く見せようとして職歴を誇大に伝えたり、ネガティブな情報を出さないといったことですね。
こういった状態であれば、担当者を変更したとしても結果は同じです。ですから、キャリアアドバイザーのせいにするのではなく、自分を振り返ってみてください。
キャリアアドバイザーの仕事は、転職のカウンセリングです。なので、自分の情報を隠さずに全部伝えることで、今後の方向性を明確にすることができます。ネガティブな情報を出すと不利に思うかもしれませんが、それを踏まえてキャリアの相談に乗ってもらえるわけです。
だから、恥ずかしがらずに情報を出してみてください。自分から心を開いて本音を話さないと、本当にマッチした求人は紹介されないので気を付けましょう。
自分に合った求人を紹介してもらうためには、「キャリアアドバイザーとの面談で気を付けること」を参考にしてください。
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